東京を皮切りに春の関東をぶらり旅。季節の移ろいを楽しみながら、東京から千葉、そして茨城・栃木へと旅します。
千葉編②。富津市のRVパークに滞在しつつ、富津・君津をぶらり。RVパークから歩いていけるお寿司屋さんでスペシャル飯を。
千葉編②:切通しトンネルと美味なる寿司

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2025】春の関東旅 千葉編① RVパークと鈴屋のラーメン
富津市「燈籠坂大師の切通しトンネル」にびっくり
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。2025年春の関東旅、現在地は千葉県房総・富津市です。
お昼は(とはいっても大分早めに)竹岡式ラーメンのルーツと言われるお店のひとつ「鈴屋」で初めての竹岡式ラーメンを。豚の旨味と醤油の旨味を味わうスープ、おいしくいただきました。平日でも行列のできる人気のお店でしたよ。
このあとはお風呂に入って、昨日もお世話になった「RVパークライト Ema」(富津市)へ戻ります。昨日利用したB区画が空いていなかったので、今日はA区画にチェックイン。とその前に、「鈴屋」から2キロばかり南に気になるスポットがあるから寄り道です。
「鈴屋」を出て国道127号線を南へ2キロ、看板が見えたので左折するとすぐに駐車スペースがありました。そこから見えているのは「燈籠坂大師入口」と書かれた石柱が脇にある小さなトンネル、これが「燈籠坂大師の切通しトンネル」ってことかな。
歩いてトンネルに近づいていくと道端にはきれいなスイセンの花、春だなあ。
そういえば東京で桜は見られなかったけれど、アクアラインに向かう途中、ラジオで桜の開花発表が午後にもされそうって言ってたなあ。ということは見頃はもうちょっと先だよね、なんて思いながら先程の小さなトンネルをくぐって少し歩いていくと、
!! こっちか「燈籠坂大師の切通しトンネル」 !!
山に大きく切れ目を入れたような切り通し、途中はトンネルになっています。それにしても高い(約10メートル)、こんなに高く掘る必要があったのかな?と思って調べてみると、
大師堂への参拝に坂がキツイのでトンネルを掘る → のちに石切の技法をもちいて切り下げ工事をおこなう
といったことがあって現在の姿になっているそうです、なるほどねー。富津市のホームページによると、最初掘られたのは上部の3分の1ほどで残りは昭和初期に切り下げ工事をした部分とのこと。
「燈籠坂大師の切通しトンネル」 を抜けると「東善寺 燈籠坂大師堂」への階段と鳥居が。んんん?大師様は仏教では?と思いつつ階段を登って大師堂前に到着、先にいた参拝の方が親切にお線香を分けてくださいました。ありがたい気持ちで参拝。
東善寺 燈籠坂大師の切通しトンネル : 千葉県富津市萩生8−2
「君津メディカルスポーツセンター」でひとっ風呂
この日はとてもあたたかくて、ラーメンを食べて大師堂に参拝したらすっかり汗をかいてしまいました。さあ、お風呂の時間だよ~。
「RVパークライト Ema」(富津市)から6キロのところにある「君津メディカルスポーツセンター」へ。日帰り湯というか、ジムに付属するお風呂といった感じのお風呂(人工温泉)です。利用料は600円(ソープ類があったかは失念、ドライヤーはありました)。ふう、さっぱりした~。
君津メディカルスポーツセンター : 千葉県君津市西君津11−1
千葉スペシャル飯:富津市「ひろ寿司」で海の幸
「RVパークライト Ema」に戻ってきた早起き鳥一家、夕方を待って外に出かけます。RVパークから歩いて数分の距離にある寿司店「ひろ寿司」で夕飯を食べることにしました。予約してないけど、大丈夫かな…。
開店早々に入ったので、席はまだ空いていました。さーて今日は千葉スペシャル飯、美味しいものをいただきましょう。
まずは千葉といったらこれ、あじのなめろう。
あじのなめろう、本場で食べたの初めてかも。あっさりした味噌と薬味の味付けで、あじの新鮮さがよくわかりますよ、うまい!
瓶ビールの次は地酒をいただいてみようと「鹿野山」(富津市・和蔵酒造)の純米吟醸を注文。あ、これすっきりととても美味しい。
突き出しのトロの炙り(これがまたウマイ)となめろうをつまんで飲んでいると、たちうおの塩焼きが焼き上がりました。うーん、このしっとりした白身がたまりませんなあ。レモンは大根おろしにぎゅうっと絞ってそこに醤油をたらし、ポン酢おろしのようにするのが好き。
そして、今日はスペシャル飯とういことで「特選ひろ握り」を2人前注文しました。
大きなお皿にきれいに盛りつけされて登場。手前、ボケています(写真ヘタ 笑)が富津では「はかりめ」と呼ぶ名産の穴子。これがとっても美味!口の中でほわっとトロけてしまいます。
そしてお皿の奥はまぐろ3種、貝2種、アジ、白身と並んでいます。シャリが大きすぎず、好きなサイズだなあ。どの握りも美味しかったですが、特にアジ、そして赤貝が美味かった!
締めのころにはお椀と茶碗蒸しがきて、もうお腹パンパン。美味しくて楽しい夜でした。
▶2025年春の関東旅、各地のスペシャル飯
東京スペシャル飯:江戸の味、老舗の味「いせ源のあんこう」
ひろ寿司 : 千葉県富津市新井78−1
ふう、おいしいお寿司と地酒の時間、最高でした。さあて、トコトコとRVパークに戻りますか。明日はちょっと北上して再び木更津へ、気になるお店があるので行ってみたい思います。
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