2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅16日目、利尻島原付バイクぐるり旅の後半は利尻島の西半分を走ります。待っているのはミシュランのラーメン、そしてあの漫画の飲み物!?
16日目のつづき:利尻島を原付で一周の後半
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 利尻島ぐるり編①
利尻島:仙法志御崎公園~北のいつくしま弁天宮
道道108号線に戻りました。アザラシのいた仙法志御崎公園は利尻島のほぼ南端にあるので、今度は北上していきます。ずっと海が左手に見えているのってなんだかおもしろいですね。
御崎公園から8キロほど走ったところで赤い鳥居が見えてきました。赤い鳥居の先、海に突き出た岩「龍神の岩」の上にお社があります。
お社は北のいつくしま弁天宮、弁財天が祀られています。
荒れた海から弁財船(中世末期から江戸時代まで海上輸送に使われた木造帆船)を救ってくださった弁財天に感謝して建てられたそうです。
北のいつくしま弁天宮の隣には寝熊の岩、そしてその隣には人面岩があります。なるほど、人面岩は鉢巻きを巻いた人の横顔に見えました。
利尻島:北のいつくしま弁天宮~沓形の手前
北のいつくしま弁天宮から5キロほど走ったところで案内看板が出てきました。鴛泊フェリーターミナルを出発してから約39キロ、残りは16キロになりました。
沓形の集落まではあと少し、お楽しみのランチが待っています!
利尻島にあるミシュランのラーメンをいただく!
利尻島といえば来たかったこのお店、沓形にある「利尻らーめん味楽」にたどり着きました。ミシュランガイド北海道特別版の2012年と2017年にビブグルマンに選ばれ、新横浜ラーメン博物館にも出店している最果ての有名ラーメン店です。道道108号線から少し入った場所にあります。
12時半過ぎに到着、行列は今日はできていませんでした。
良かった~、体が冷えちゃっててすぐ中に入ることができて助かりました。お店に入ってほっと一息、焼き醤油ラーメン2つと餃子3個、小ライスを注文しました。
しばらく待つとお店も混んできました。そして焼き醤油ラーメン到着!なるほど~、このスープ確かにおいしいです。出汁のよくきいたスープは見た目の濃さより醤油の感じがマイルドで、麺やネギ、もやしなどのトッピングにもよく合います。冷えた身体にうれしい一杯でした。
帰りにはお土産用ラーメンの辛味噌味と、利尻島のとろろ昆布を買いました。これも楽しみです~。
▶▶ 北海道のラーメン情報まとめはこちらから
利尻島:利尻らーめん味楽~ミルピス商店
沓形にある利尻らーめんで最果ての名店の味を楽しんで、お次に目指すのは「ミルピス商店」です。漫画「動物のお医者さん」で菱沼さんが飲んでいたのが「ミルピス」、まさかミルピスが利尻島で作られている実在のドリンクだったなんて…。
「利尻らーめん味楽」から走ること3キロちょっと、道道108号線沿いに看板が見えてきました。とはいえ、普通の住宅の敷地奥にお店があるので他のお客さんがいないとちょっと入りづらかったです。でもちゃんと営業していて、ミルピスを買うことができましたよ~。
その場で飲んで瓶を返せば持ち帰るより安くなります。持ち帰りで確か1本400か420円だったかな。なかなか高級…。あとでフェリー内で飲みましたが、味は乳酸飲料のソレでした。
利尻島:ミルピス商店~大磯駐車公園
ミルピス商店をあとにして走ること3キロ、大磯駐車公園に着きました。礼文島が正面に大きく見えています。
大磯駐車公園にはトイレがあるので、ここでちょっと小休止。
駐車場から眺めた利尻富士です。少しずつ雲が薄れてその姿がだいぶ見えてきました!
ここまでで走った距離は約48キロ、ゴールの鴛泊フェリーターミナルまでは残り7キロになりました。あと一走り!
利尻島:大磯駐車公園~富士野園地
大磯駐車公園から5キロ、富士野園地という看板にバイクを止めて立ち寄りました。駐車場にバイクを置いて遊歩道を歩いてみました。ここも映画「北のカナリヤたち」のロケ地だそうです。
海の近くまで歩いていくと、ポンモシリ島を見ることができます。島にたくさんいるのはオロロン鳥かな?海の色がとてもきれいでした。
鴛泊フェリーターミナルに到着、一周達成!
富士野園地から2キロ、鴛泊フェリーターミナル前にある「雪国レンタル」に戻ってきました。バイクを返却して稚内ゆきのフェリーの出発を待つことにします。
利尻島の外周をまわって走った距離約55キロ、お昼や休憩含めて3時間半のプチ冒険旅でした。原付バイクで走るの気持ちいいですね~、またどこかでこんな旅やってみたいです!
さ~て、稚内に戻ったらまた最北端巡りのつづきをやりたいと思います。最北端といえばそう、宗谷岬!今から楽しみです。
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