北海道旅を終えて青森へ。名古屋ゆきのフェリーが出る仙台港までの10日間の東北縦断旅、今回は日本海ルートです。
旅9日目は宮城県に移動。日本秘湯を守る会の宿「東鳴子温泉 旅館大沼」で湯めぐりを楽しみます。
9日目のつづき:東鳴子温泉、湯めぐりの宿へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
日本秘湯を守る会の宿「東鳴子温泉 旅館大沼」へ
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
夏の東北縦断旅、9日目の午後は山形県から宮城県に向かいます。国道47号線を走って県境を越え、着いたのは東鳴子温泉にある日本秘湯を守る会の宿「旅館大沼」。北陸→北海道→東北と続いた長旅のオーラスは湯めぐりの宿でのんびりと過ごします。
外観撮り忘れて(笑)、暗くなってから撮影しました。いい雰囲気です♪
宿のチェックインは14:00からと、ちょっと早めなのが嬉しいところ。チェックインの手続きで秘湯を守る会のスタンプ帳を預けて、それから貸切露天風呂の時間を決めました。秘湯の会のスタンプ帳、3年で10個貯めれば1泊無料になるんです。
今回我々が予約したのは、
【ライト◆貸切露天風呂付】海山の恵みを味わう『一汁七菜膳』と8つのお風呂で特別な秘湯体験(1泊2食)
というプラン。「一汁七菜膳」という食事は、プランの中では軽めの部類です。そして「内湯貸し切れるんだけど、いるかな?まあ、あったほうがいいか」と軽い気持ちで選んだ貸切露天風呂付。これが最高だったのですよ、ふふふ。
さて、チェックイン手続きの後はお風呂の案内と説明を受けて、部屋にご案内~。シンプルながら和モダンな家具や小物が置いてあり、落ち着く雰囲気です。さて、早速貸切風呂に行ってみますか。
東鳴子温泉 旅館大沼 : 宮城県大崎市鳴子温泉赤湯34
▶これまでに巡った日本秘湯を守る会の宿
スタートはここから:2024年 のんびり秋旅in東北 秋田編⑤ 秋田の秘湯・鶴の湯温泉
小浜温泉の良いお宿:2024年 九州ぐるり冬の旅 長崎編④ 旅館國崎で温泉時間
山上の風情あるお宿:2025年 春の東北旅 山形編④ 秘湯・白布温泉西屋
▶鳴子温泉の共同浴場「滝の湯」で極楽朝風呂
「東鳴子温泉 旅館大沼」で美肌の湯
「旅館大沼」の温泉は、「美肌の湯」といわれる重曹泉です。内湯には空いていれば貸切可能なお風呂が3つ、混浴の大浴場、女性専用浴場、それからふかし湯、足湯があります。そして予約が必要な貸切露天風呂「母里(もり)の湯」。
まずは建物最上階にある貸切湯「陰の湯」に入浴。ほんのり濁った肌にやさし~い温泉、はあ、眺めもいいし極楽じゃ。時間によっては眼の前の陸羽東線を列車が走る様子を見られるとか。
いったん部屋に戻ってのんびりしたあとで、次は貸切露天風呂の時間です。お風呂まで送迎していただくので、ロビーに下りて待機。車に乗ること5分ほどで着きました。
「ではあちらになります」と案内された山小屋のような建物。開けて入ってみますと、
WoW!控えめに言って最高じゃ。
広々とした湯船につかると目に入るのは、山間に広がる美しい庭園の風景。ホームページにあった「心を洗う場」という言葉、しみますねえ。湯と景色と静かな時間、存分に楽しみました。
軽い気分で貸切露天風呂付きプランを選んだ自分を褒めたい!(←ただの結果オーライ 笑)
季節感あふれる「旅館大沼」の食事
温泉を楽しんだあとは、部屋でまったりと。そしてお楽しみの食事タイムです。我々の選んだ「一汁七菜膳」、お造りや薬膳鍋のほかに季節感あふれる料理が並びました。
八寸には枝豆の豆腐、トマトのお浸し(ちょっと違うかも、旬のトマトが美味しかった!)、ふきの煮物。
椀物には、コーン、インゲン、米ナスと夏に美味しい野菜が使われていて目にも美しく、そして美味。
それから夏の美味といえば鮎の塩焼き。
美味しい料理に箸が進んで、ビールのあとは地酒も堪能。接客もすばらしく、楽しい一夜でした。我々シニア夫婦、「一汁七菜膳」で充分お腹いっぱいになりました。
10日目:太平洋フェリーで帰還
太平洋フェリー乗船、名古屋へ
おはようございます旅10日目、「旅館大沼」でおいしい朝食をいただいてチェックアウト。市街地の混雑を避けるため途中から高速を使って、仙台港フェリーターミナルにやってきました。乗船するのは名古屋行きの「太平洋フェリーきそ」。なんと、
!! スマート乗船が可能になっていました !!
ネットで乗船予約→乗船名簿&車両登録→支払い、まで済ませておけばQR搭乗券が配信されるシステムに。やった~、車検証を手に並ぶ必要がなくなったんや。あとは車両ステッカーを発券するだけ~っと。
そして、QR搭乗券がそのままルームキーになるようになりました。いつもの一等和洋室、歩いて乗船のQが一足先に入室です。ツインベッドに小上がり、冷蔵庫つき、これが一番使い勝手がいいんだな。
洗面台、トイレ、シャワーありで、大浴場がめんどうになっても大丈夫。
さて、太平洋フェリーの船内には、売店、レストラン、軽食コーナー、大浴場、ゲームコーナー、シアターなどの施設があります。海を見ながら入れるお風呂が好き。売店は営業時間が限られるので、乗船したらチェックしておくのがオススメです。
そしてよくお世話になる給湯室。写真左側に給湯機、電子レンジ。右側にシンク、そしてその奥に製氷機が登場!(前回乗船までは無かった)これ、とてもありがたい。
と、あれこれやっている間にZIL5と共に乗り込んだPも合流、名古屋までの船旅が始まりました。
▶いろんなフェリーの乗船記録です
志布志~大阪 フェリーさんふらわあ、デラックス(洋室)
2024年 冬の九州縦断旅 帰宅編② 大阪ゆきフェリーさんふらわあ
大阪~別府 フェリーさんふらわあ「あいぼり」、ファースト
2022年 春の九州5県めぐり① 別府ゆきフェリーに乗船
苫小牧~名古屋 太平洋フェリー「いしかり」、1等和洋室
2022年 夏はやっぱり北へ! 北海道編⑭ またね北海道
大阪~新門司 阪九フェリー、デラックス和洋室
2024年 九州ぐるり冬の旅 出発編② 阪九フェリー乗船
新潟~小樽 新日本海フェリー、ステートAツイン
2025年 北海道6月旅① 出発・新日本海フェリー
旅のふりかえり
初夏から始まった夏の長旅、もうじき終わりを迎えます。今回は、
・自宅から新潟港発小樽行きのフェリー乗り場を目指す12日間の北陸旅
・小樽上陸から道央・道南を旅して函館までの33日間、6月の北海道旅
・青森上陸から日本海側を南下、仙台港までの10日間、東北旅
という約2ヶ月にわたった旅でした。例年は7・8月に出かける北海道旅。道央・道南が暑くなりすぎてゆっくり観光できないので、今回は6月にずらして満喫しました。大きなトラブルもなく、いろんな景色&味に出会って楽しい旅でした♪

今回の旅のシリーズはこれでおしまいです
また遊びにきてくださいね~!

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― Coming Soon ―
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