2023年の夏、早起き鳥一家は北の大地へ。約束の地から旅をスタートして道東へ、最東端・納沙布岬をめざします。そのあとは涼を求めて気まぐれ旅~。
旅10日目。漁がはじまったばかりの花咲ガニを求めて花咲漁港へ。そして巨大な気水湖「風連湖」周辺を寄り道ドライブ。
10日目:花咲がにチャーハンと味噌ラーメン
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】夏旅!北海道 釧路根室編⑤ 最東端の町・根室ぶらり
花咲漁港「大八」で花咲がにチャーハン!
おはようございます旅10日目、根室の公園駐車場で迎えた朝です。しばらくのんびりと過ごしてお昼前、「花咲漁港」にやってきました。ここにある「かに屋めし屋 大八」でおいしいランチいただきたと思います!
お店の左側に駐車場あり。カニの販売のほか、店内は食事処になっています。今日のお目当ては花咲ガニを使った「カニチャーハン」!それと味噌ラーメンを注文しました。
開店一番のりだった早起き鳥一家、このあとも次々お客さんがやってきてほぼ満席に。花咲ガニ丼、かにラーメン、かにチャーハンが人気でした。
はい、やってきましたカニチャーハン。
花咲ガニの身がゴロゴロ入っていて、おいしいですよ~。チャーハンのいい炒め具合もめっちゃ好み。ついているお味噌汁にはカニ足が入っていて、これまたおいしい。花咲ガニはタラバガニの仲間、ゆでた身をそのまま食べるより料理で食べたほうが好きかなぁ。
そしてこちらもめっちゃおいしかった味噌ラーメン!「ぢぢぢぢ」スープ激アツで舌がやけど寸前(笑)これこれこれだよ~、これぞ北海道の普通の味噌ラーメンていう感じ。コクのあるスープにつるつるの麺、うまい。大盛りにすればよかった。
会計をすませて店を出ると、ちょうど水揚げされた花咲ガニが運び込まれるところでした。写真を撮らせてもらってお店をあとに。うーん、カニチャーハンと味噌ラーメン、次回もこれ食べたいな。
花咲ガニは7月~9月が漁期ということで、いいタイミングで行くことができました。花咲ガニの「花咲」は根室半島の古名・花咲半島で主に獲れることに由来するとか、ゆでると花が咲いたように真っ赤になるからとか諸説あるようです。
かに屋めし屋 大八 : 北海道根室市花咲港68
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根室市「道の駅スワン44ねむろ」に立ち寄り
「花咲漁港」をあとにして国道44号線へ。根室市と別海町にまたがる巨大な気水湖「風蓮湖」周辺をドライブします。「風蓮湖」の東に広がる砂州「春国岱」に木道のハイキングコースがあるというので、熊よけ鈴つけて行ってみようかな~と思っていたんですが…。
はい、熊の目撃情報あり。「春国岱」から国道を横切って内陸のほうへ立ち去る熊が目撃されたそうで、立ち入り禁止よ(涙)
貼り紙を見たのは「道の駅スワン44ねむろ」、「風蓮湖」が目の前に広がる道の駅です。対岸には「春国岱」、そこに熊がいたのか。ここまで鹿は毎日のように見たけど、熊は見なくていいなあ(笑)
■ 道の駅スワン44ねむろ ■
所在地 ▶▶
北海道根室市酪陽1
環 境 ▶▶
国道44号線沿い
駐車場 ▶▶
普通車70(身障者用2)台、大型車4台、道路に沿って細長い配置、ほとんどが傾斜あり
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
レストラン、特産物ショップ、海産物直売所など
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
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別海町の鉄道遺構「旧奥行臼駅」周辺をたずねる
では、「風蓮湖」の西側ににょーんと伸びる砂州・走古丹にある「風蓮湖畔公園」に行ってみようとドライブ開始。途中、別海町にある鉄道遺構に寄り道しました。
まずは「旧奥行臼駅」。廃線となったJR標茶線の駅でした。茶色を通り越して灰色になった木部が古さを感じさせます。写真左の茂みの陰に古びた木造駅舎がたたずんでいます。一様に電柱が傾いているのが廃墟感満載。
次にすぐ近くにある「旧奥行臼駅逓所」へ。軽井沢の別荘地にありそうな建物だなあ。「駅逓所」(えきていしょ)は交通不便の場所に設置され、人馬の継立て、宿泊、物資輸送の拠点をになった北海道独自の施設です。
そして「旧奥行臼駅」の近くにもうひとつ。
「旧別海村営軌道風蓮線奥行臼停留所」です。ここから内陸に入った上風蓮地区(陸の孤島と呼ばれた)を結んだ軽便鉄道です。鉄道とはいっても、自走客車(レールバス)というバスのエンジンを利用した車両が走っていました。
左奥は「内燃機関車」と「ミルクゴンドラ」、沿線で生産されるミルクを運びました。「内燃機関車」にはトラック用のエンジンが使われています。
旧奥行臼駅 (別海町指定文化財) : 北海道野付郡別海町奥行
旧奥行臼駅逓所 : 北海道野付郡別海町奥行15−12
旧別海村営軌道風蓮線奥行臼停留所 : 北海道野付郡別海町奥行15−55
「風蓮湖畔公園」にむけてドライブ
じゃあ「風蓮湖畔公園」へ行きますよ。
「風蓮湖畔公園」は西から伸びる広大な砂州の真ん中あたりにあります。国道244号線から県道475号線へ、これで砂州突入。荒涼とした景色、それでもぽつんぽつんと建物が点在しています。家、なのかなあ?廃墟なのかなあ?
そして途中にある撮影スポット「三匹のこぶたの家」が見えてきました。等間隔に並ぶ3つの小屋(たぶん廃墟)、それらしいね(でも全部木造じゃねえか 笑)
「風蓮湖畔公園」到着です。周囲は思ったよりずっと大きな集落、そして漁港。それから海のような「風蓮湖」が静かに広がっています。公衆トイレもあるし、今日はここに滞在して明日は釣りをしてみようかな。
風蓮湖畔公園 : 北海道野付郡別海町走古丹
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