今年の夏もやっぱり北の大地へ!とその前にちょっと寄り道。新潟出港のフェリー乗船まで、12日間のぶらり北陸旅です。
旅7日目、金沢観光の1日です。まずは思い出の「兼六園」で和食ランチ、園内ぶらり。そして「長町武家屋敷跡」ではラッキーな出会いが。
7日目のつづき:兼六園、長町武家屋敷跡へ

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
金沢名所めぐり①:日本三名園「兼六園」へ行こう
こんにちは、マイキャンピングカーZIL5で日本各地を旅する早起き鳥一家です。
2025年初夏の北陸麺紀行7日目、石川県金沢市にやってきました。まずは足場となる駐車場を金沢駅西口付近で確保、バスで金沢の名所を巡りたいと思います。
日本各地をキャンピングカーで旅して6年目の我々ですが、なかなか機会に恵まれず金沢を観光するのはなんと30年以上ぶり!なのでめっちゃ楽しみにしてきました。わりと静かな金沢駅西口から東口へ移動すると、すごい旅人の数!インバウンドの波、凄いぜ…。
そんな旅人たちに混じって金沢の名所をまわっている「城下まち金沢周遊バス」に乗り込み、「兼六園」にやってきました。30年ぶりの金沢と言いましたが、たぶんその時は「兼六園」しか見ていない(笑)ので、真っ先に思い出の場所へというワケです。
そしてびっくり。入場料の320円(大人ひとり)、65才以上は無料なんです!Pが65才を迎えてからはいつも身分証を持ち歩くようにしてまして、今日もばっちり適用よ(笑)
兼六園下のバス停から近い桂坂口から入園した我々、まずは左手にある「日本最古の噴水」へ。日本庭園にはごく珍しいという噴水、19世紀中頃に作られた日本最古のものなんですって。となりの池との落差を利用しているそうですが、考えた人すごいなあ。
兼六園 : 石川県金沢市兼六町1
園内「兼六亭」、治部煮御膳で乾杯
「日本最古の噴水、前はたぶん見てないよね」と話しながら噴水の前にあるお店「兼六亭」へ。今日はランチを予約してあるんです。
さきほどの「日本最古の噴水」が目の前に見えるカウンター席につきました。まずは超久しぶりの金沢&兼六園にカンパイ!
いただいたのは「治部煮御膳」。
右下のお椀が治部煮、金沢の代表的な郷土料理です。鶏肉に小麦粉をまぶしてだし汁で煮る料理、出汁にとろみがついています。うん、鶏やほかの具材によく出汁がからんでおいしい、添えられたわさびもいいなあ。
そこに彩りよく盛り付けられた様々な料理、焼き魚、炊き込みご飯など色々な味を楽しめる御膳でした。そしてどの料理もおいしかった!お昼だとこういう料理もリーズナブルに楽しめていいなあ。
兼六亭 : 石川県金沢市兼六町1−20
お久しぶりの「兼六園」で思い出めぐり
目にも楽しい和食のランチをいただいたあとは「兼六園」の園内をぶらりと散策です。意外に思ったのはこの庭園が高台にあること。大きな池がいくつもあるので、ずっと平地にあると思っていたんですよね。園の端に出ると街が見下ろせて驚きました。
「兼六園」を象徴する「琴柱灯籠」。これはちゃんと見た覚えあり。
さすが日本三名園に数えられる「兼六園」ほかにも見どころがいっぱいです。そして「前来たときも、ちょっとフンパツして園内でお昼を食べたと思うんだけど…」「そうそう、どこだったかなあ…」と話しながら美しい庭園をさまよい歩いていたんですが、
あった、ありましたよ、ここだ前にお昼を食べたのは。
大きな池のほとりにあるお休み処「内橋亭」。メニューにあった「加賀風定食」、これだな前に食べたのは。窓から見える景色が素敵だったんだ。
内橋亭 : 石川県金沢市兼六町1−22 兼六園内
金沢名所めぐり②:「長町武家屋敷跡」へ行こう
「兼六園」の和食ランチ、そしてそぞろ歩きを楽しんだ早起き鳥一家。兼六園下のバス停に戻って再び「城下まち金沢周遊バス」(右回りルート)に乗り込みます。次に下車したのは「香林坊」というバス停。「長町武家屋敷跡」への最寄りのバス停です。
バス停のある大きな通りから路地に入っていくと、あ、ありましたね「長町武家屋敷跡」への案内板。さあ、こっちだ。
長町武家屋敷跡 : 石川県金沢市長町1丁目3−12−2
「長町武家屋敷跡」でラッキー2つ!
看板に導かれながら「長町武家屋敷跡」にやってきまして、
立派な家並みと石畳の道の落ち着いた風情ある雰囲気に「いいなあ、ここ」を連発して歩きまわる二人。
そして見つけましたよ~、コ・レ!
見てわかる人は「水曜どうでしょう」(大泉洋が出演する北海道のローカルバラエティ)のファンですねえ。これは「絵葉書の旅」というシリーズ(全国の絵葉書から1枚をひいてその場所をさがすというおバカな企画)に登場した場所なんです。
この写真よりさらに格子窓がドアップの絵葉書で、出演者が「なんでこんなもの選ぶの!?」と怒っていた一枚。これだけ見て場所さがすの確かに大変(笑)このあと次の絵葉書をひいて、再び四国に呼び戻される(この前の絵葉書は四国)という半ば伝説の回なのでした。
町並みも素敵だし、「水曜どうでしょう」の聖地も見たし、と大満足でそろそろ帰ろうかというときに見かけた派手なタクシー。さすがソフトクリームにも金箔の金沢、タクシーもかいと思っていたら、
「あれ、珍しいんだよね」とPがひとこと。
そうなの!?と慌ててスマホを構えるQ。くっ、こんな時に限ってカメラの起動が遅いんじゃ~。で、なんとか撮れた1枚です。金沢の金箔タクシー、世界に1台のめちゃめちゃ珍しいモノでした。「乗れたらラッキー」ってことですが、見かけただけでもラッキーですよ、これは!
ということで金沢観光1日目昼の部は終了です。
再び「香林坊」バス停に戻ってバスを待ちましたが、「城下まち金沢周遊バス」は行ってしまったばかり。金沢駅に戻るから路線バスでもいっかと乗り込んだら、Suicaが使えずちょい慌てました(笑 周遊バスは使えるんです)
無事金沢駅にもどって、ZIL5の待つ駐車場へ。一休みしながら、夜ごはんの店をさがします。夜ごはんついでに「快活CLUB」でシャワーを浴びてさっぱりするとしよう。
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