「セカンドライフ」とか「リタイア」とか「老後」とかが気になりはじめたとき、まずなにをすればいいんだろう?そして自分はなにをしたいんだろう?早起き鳥一家がはじめたセカンドライフの準備の記録です。ここでは資金の計画について考えてみます
資金を計画する
資金を計画するのは、やはり早めにやっておくのが安心です。若いころから備えてきた資金なども、具体的な金額や入る時期を把握しておきます。こんな計算をしてみてQはこの先のビジョンがよく見えるようになりました。
どの資金がどの時期に入ってくるのか把握する
- つみたて保険満期金(55才)
- 退職金(60才)
- 個人年金(60才から10年間)
- 公的年金(65才から終身)
- つみたて保険満期金(65才)
リタイア後のために使う資金は早起き鳥一家の場合はこんな感じですが、PとQの年の差を考えると上記のお金が入る時期はかなりまちまちです。どの年にいくら収入が見込めるのかをよく知っておく必要があるなと思いました。
収入と支出を年ごとに計算してみる
そこで、リタイアする年齢とそれからの生活費を設定して、そこからの年ごとの収入の過不足を計算してみました。(表計算ソフトなどを使うとカンタンです)
60才からリタイアするとすれば、65才の公的年金支給まではそれ以外の資金でどれだけまかなえるか、公的年金支給後に過不足はあるかなどをよくわかるようになります。また、それによって余裕のあるお金がどのくらいあるかも把握できます。
こんな制度知っていますか?「配偶者加算金」「健康保険の任意継続」
セカンドライフについて調べだしてからQが知った制度をご紹介します。
「配偶者加算金」
年金受給者がその家庭の収入を主に支えている場合、配偶者が公的年金を受給できるようになる年まで年金に一定の金額が加算される場合があります。手続きをしないと対応されない制度ですので、該当する場合は確実に手続きしましょう。
「健康保険の任意継続」
会社を退職する際に、健康保険を国民健康保険にすぐに切り替えると保険料が高額になる場合があります。その際には退職した会社の健康保険を任意継続できます。任意継続は2年間、国民健康保険とどちらがいいか区役所などでも相談に乗ってくれるようです。
ここで次に退職する配偶者の場合ですが、自分の健康保険を任意継続するのではなく先に退職して任意継続している配偶者の扶養に入ることで保険料が抑えられる場合があります。
日本年金機構 加給年金
協会けんぽ 任意継続の加入手続き ※加入している健康保険組合によります
ゆとりあるセカンドライフのための資金
お金のことがはっきりすると、先々のことも安心して考えられますよね。ゆとりあるセカンドライフのための第一歩を踏み出しましょう。
2019年初夏時点での資金計画の結果は・・・
こんな感じで早起き鳥一家の資金計画はもろもろを計算した結果、なんとか60才でのリタイアとキャンピングカー購入費用を捻出することができそうになっています。
準備した資金のなかで、かなり早い時期に入っていたつみたて保険(65才で満期一時金受取)がまとまったお金になることが一つ大きかったです。また、もうひとつの備えとしての個人年金は40代になってからの加入なので終身型は掛け金が高くてムリでしたが、60才から10年間の支給でもずい分助けになるこことがわかりました。
最終的に自宅の売却額が、キャンピングカーの購入費用に決定打をもたらすことになりそうですが、そちらは別の機会にご報告します。
お金を減らさないことも考えたい
先の長いセカンドライフ、用意した資金を減らさない工夫や努力も考えていきたいところです。まだまだ勉強中ですが、役に立つ情報をこれからも集めていきたいと思います。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました♪
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