浅草さんぽ ①【浅草寺・雷門・並木藪蕎麦】

江戸東京北 江戸東京100景
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浮世絵「名所江戸百景」の場所を探してカメラ片手にぶらぶらと。描かれた名所は現在どうなっているのか、なるべく同じアングルで写真を撮っています。さらに、時代小説の舞台やおいしい店を求めて寄り道も。今回は浅草周辺さんぽその1です。

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浅草で名所江戸百景の風景をさがす

浮世絵|名所江戸百景  浅草金龍山

冬の部 通し番号100
雪景色の浅草寺、現在よりも仲見世は立て込んでいなかったのか、参道が広々として見えます。雪でも参詣の人は途絶えないようですが、果たして参詣だけが目的なのか、遊興が目的なのか・・・。浅草寺の裏には盛り場があり、見世物小屋や芸人の小屋があり大層賑わっていたそうです。

浅草金龍山(浅草寺)の現在

朝早めの時間を狙っていきましたが、すでに観光客でにぎわっていました。いつの間にか雷門の近くにスターバックスコーヒーができています。あれ?ここは「梅園」じゃなかったっけ?と思いましたが、梅園はもうちょっと奥にあったもよう。さて、もとの店はなんだっけかな。

浅草「梅園」は安政元年(一八五四年)に境内に茶屋をひらいて160年あまりの和菓子・甘味の老舗です。池波正太郎「鬼平犯科帳」では、鬼平の部下「うさぎ」が「お前の母親は梅園というのかい」(つまり、たいそう甘い)と鬼平から嫌味を言われるのに使われて登場します。

仲見世の昆布屋さんで昆布をすいているのを見るのが好きです

金龍山浅草寺 : 東京都台東区浅草2丁目3−1

名所江戸百景全119枚の図絵 ウィキペディア 名所江戸百景
参考 「江戸切絵図で歩く広重の大江戸名所百景散歩」 人文社

浅草で行きたいsocoココ

並木藪蕎麦


20年以上前に東京に遊びに来た時に食べて感動して以来くる機会がなかったので、東京に住むことになってから早速訪れてみました。雷門を背にして駒形橋西詰交差点のほうへ。なんと、お店がない、更地になってる?!焦りましたがお店を改築中でした。

今回の訪店も人気は相変わらずですでに行列ができていましたが、新しくなっても趣のあるお店でいただくごま油の香る天ぷらと、しゃっきりとしたお蕎麦はやはり納得のおいしさでした。

神谷バー・電気ブラン

吾妻橋交差点のかどにある神谷バーは明治13年創業、日本初のバーです。ここの名物といえば「電気ブラン」ですがなぜに電気?と思ってHPを見てみれば当時「電気」はハイカラの代名詞、ブランデーベースのカクテルというハイカラな飲み物は「電気ブラン」と名付けられました。

1Fの神谷バー、落ち着いた店内で軽いつまみとまずはやはりビールを頼んじゃいます。おつまみは和洋幅広く、浅草らしく(?)もつ煮込みも自慢です。電気ブランは30度、電気ブラン〈オールド〉は40度という強さなのでチェイサー必須です。

行ってみたい店備忘録・浅草門前 今半別館

1988年の映画「異人たちとの夏」は、主人公がふと浅草に立ち寄ることからはじまる物語です。浅草をぶらぶらするうち、亡くなったはずの父親に浅草演芸場で会った主人公はひと夏の不思議な出来事に引き込まれていきます。

この映画の終わりごろに、主人公が両親にすき焼きをごちそうしようとするシーンがあります。そのお店が仲見世の一本奥の通りにある「浅草門前 今半別館」です。ちょっとしんみりするシーンなのですが、すき焼きがとてもおいしそうなのです。

もちろん、名店浅草今半の別館ですから味は保証付きですが、別館のすばらしさはその純和風の建物とお庭です。あの雰囲気の中でおいしいすき焼きを味わってみたいなあ、いつかきっと。

並木藪蕎麦 :  東京都台東区雷門2丁目11−9
神谷バー : 台東区浅草1丁目1番1号
浅草門前 今半別館  : 東京都台東区浅草2-2-5

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