【キャンピングカーで日本をめぐる旅2023】夏旅!北海道 網走北見編⑥ 美幌峠と北見ハッカ記念館

2023年夏旅!北海道・網走北見編B キャンピングカーで日本をめぐる旅
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2023年の夏、早起き鳥一家は北の大地へ。約束の地から旅をスタートして道東へ、最東端・納沙布岬をめざします。そのあとは涼を求めて気まぐれ旅~。

旅20日目、「摩周湖」からはじまった絶景ドライブは「屈斜路湖」からさらに「美幌峠」へ。翌日は「北見ハッカ記念館」でハッカの歴史にふれます。

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20日目のつづき:屈斜路湖~美幌峠、絶景ドライブ

「屈斜路湖」のビーチは温かかった

旅20日目、快晴のなか絶景ドライブをスタート。快晴の「摩周湖」(ラッキー)から噴気孔が間近で見られる、「硫黄山」へ。そして「屈斜路湖」沿いを走る道道52号線を「美幌峠」方面へ走っています。

木々の向こうに湖面が見える道を走っていると、ひらけた場所に出ましたよ。ビーチがあって、キャンプ場にはテントがいっぱい。リゾートやなあ…。ここは「砂湯」、水辺で命砂を掘っている人たちがいます。声をかけて掘った穴に出ている水をさわらせてもらいました。
「おお、あったかい!」
浸かるほどにするには相当掘らないと(貸しスコップが近くのお店にあります)ですが、ちゃんと温泉がでてくるんですな~。おもしろい。

屈斜路湖砂湯 : 北海道川上郡弟子屈町美留和

「ぐるっとパノラマ美幌峠」は絶景!

大きな「屈斜路湖」のまわりをぐるりと走って、道道52号線から国道243号線へ。やがて緑の山をぐんぐん上がっていきます。雄大な景色、まるで長野の「ビーナスライン」のように美しい。

そして「道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠」に到着です。新しげな道の駅、おいしそうなお店がいろいろ入っています。2階は広々とした休憩所、景色を楽しみながら一休みできていいなあ。

道の駅施設の横から坂道を登って、展望ポイントへ。途中からすでに絶景、緑の山々に抱かれた「屈斜路湖」が眼下に広がってきれいだあ。

そして一番上に到着、振り返って北見方面を眺めています。今日は日差しが強いから、渡ってくる風が気持ちいい~。「ぐるっとパノラマ」の名前はダテじゃないぜ。最高の景色でした!

■ 道の駅ぐるっとパノラマ美幌峠 ■
所在地 ▶▶
北海道網走郡美幌町字古梅
環 境 ▶▶
国道243号線沿い      
駐車場 ▶▶
普通車120(身障者用4)台、大型車14台、やや傾斜あり
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり      
お 店 ▶▶
特産品ショップ、レストラン、ベーカリー、軽食など飲食店複数あり
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。

▶▶ 北海道の道の駅情報まとめはこちらから

白樺の並木道を走り美幌「寶龍ラーメン」へ

絶景の「美幌峠」から美幌町経由で北見にいきます。
国道243号線を走って山を下りると見えてくる広大な畑の風景、北海道だなあ。

そして途中にはずうっと続く白樺並木がありましたよ。農地に見える草のぐるぐる(なんていうんだ?)もいいよね~。

美幌の町でちょうどお昼ぎりぎり、以前から気になっていた「ラーメン寶龍」の美幌店へ。苫小牧上陸から何回か見かけたローカルチェーンのラーメン店です。たぶんこのメニューの裏面トップにあるみそラーメンが推しだろうけど、今日の気分は醤油ラーメンなんだな。

ということで「札幌中華」と「バリコテ正油」をオーダー。中華のほうは思った通りのあっさりスープ、しっかりしたちぢれ麺がちゅるんとおいしい。そして、熱い!(ラーメンが熱いのは正義)バリコテのほうは背脂が浮いているけどマイルドで軽め、おいしい一杯でした。

ラーメン寶龍 美幌店 : 北海道網走郡美幌町青山北53−3

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21日目:北見市「北見ハッカ記念館」へ

「北見ハッカ記念館」でハッカの歴史を知る

おはようございます、旅21日目です。昨日は美幌の町に降りたときから暑くて、北見市に入ってもやっぱり暑い!久しぶりに「快活クラブ」にお世話になりました。シャワーあびて、洗濯もしてさっぱりや。

さて北見、23年前に訪れたときはオニオンスープ買って(玉ねぎが名産)、あとは「ばんえい競馬」を見に行ったんですが。調べてみると北見競馬場はもうないんですなあ…。ガタイのいい馬がそりを引く姿も迫力あったし、とびかう怒号もすごかったのに(笑)

さて、北見の名産と言えば、玉ねぎのほかにやっぱりハッカ。「北見ハッカ記念館」(入館無料、駐車場あり)にやってきました。土産物でよく見るハッカ製品ですが、歴史はぜんぜん知らないのでお勉強したいと思います。

外観がパステルカラーのかわいらしいレトロな建物は、ホクレン北見ハッカ工場の事務所だったものです。内部も雰囲気があっていいですねえ。入ると係の方が概要を説明してくださいます。じゃあ、中を見ていくとしよう。

記念館には北見ハッカの歴史や、蒸留工程の機械や輸出用のパッケージなどが展示されています。

明治34年(1901年)あたりから、入植した屯田兵を中心に急速に普及したハッカ栽培。隆盛期の昭和14年(1939年)には北見ハッカが世界市場の7割(←ここびっくり!)を占めました。なるほど、だからこんな英語のラベルがあったんですなあ。

しかし、戦争によって輸出は激減。その間他国の安いハッカの台頭や、合成ハッカの誕生があり昭和58年(1983年)にホクレン北見ハッカ工場は役目を終えました。現在見かける北見ハッカの製品は、ハッカ工場閉鎖の翌年に発足した「北見ハッカ通商」によるものです。

「北見ハッカ」、北海道のどこでも見かける土産物やなあ、くらいの知識だったんですがいろいろな歴史があったんですね。とても勉強になりました。

北見ハッカ記念館 : 北海道北見市南仲町1丁目7−28

「北見ハッカ記念館」良かったなあ。お隣にある「薄荷蒸留館」も蒸留のようすがじかに見られておもしろかったです、なんといっても館内にただようハッカの香り!気持ちいい~。

さて、ハッカの香りはさわやかですが、今日の北見は30度越えの予想。買い出しをしたらさっさとオホーツク沿岸のほうに逃げたいと思いま~す。

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