最初にキャンピングカー旅をしたあの場所へ。
はじめてキャンピングカーをレンタルして旅した四国、懐かしいこの地に自分のキャンピングカーでやってきました!思い出の場所、初めての場所、秋の四国をゆっくりじっくり巡る旅です。
旅36日目は高知最後の札所を詣でて、愛媛最初の道の駅へ。翌37日目、現存する日本唯一の機体を見に「紫電改展示館」を訪ねます。
36日目のつづき2:いよいよ4県目、愛媛入り
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】秋の四国ぐるり旅㊷ 足摺サニーロードと天下茶屋
四国八十八ヶ所詣で:第三十九番札所延光寺
旅36日目、高知の一番西端にある宿毛市におります。お昼に宿毛のソウルフードと呼ばれる「天下茶屋」の焼肉を食べて、午後一番は近くにある四国八十八ヶ所の札所延光寺へ詣でました。高知県最後の札所になります。
駐車場から歩いていくと古めかしい山門が迎えてくれます。本堂で納札を納めて、静かに参拝。
山門を出て左を見ると、天然記念物の看板があったので行ってみました。えっ、ここ行っていいのかな?と思うところにありました「寺山のいぶき」。すごい樹形ですよね、推定樹齢400年とか。生命の勢いを感じられます。
四国八十八ヶ所第三十九番札所延光寺 : 高知県宿毛市平田町中山390
道の駅みしょうMIC、ふたたび
さて高知県最後のご当地メシ、そして高知県最後の札所に詣でて国道56号線を愛媛方面へ。ゆるやかな峠を越えればすぐ愛媛県愛南町です。
愛南町の市街地に入ったところで見つけたJAのガソリンスタンド、けっこう安い!高知県はなかなか高くて給油をためらっていたので、ここで安く給油できてほんと良かったです。ガソリンが満タンになると何となく安心しますよね~。
あとで愛媛を走ってわかりましたが、愛媛のJAのガソリンスタンドは同じ地域の他店と比べても安めでした。
そして愛南町にある「道の駅みしょうMIC(ミック)」に到着です。けっこう町なかにあってお店や飲食店も徒歩圏内にいろいろあります。道の駅のショップは、農産物&特産品のお店、鮮魚系のお店とあってどちらも品揃え豊富で安いです。
買い物をしていて思いだしました、ここ以前の軽キャン旅でも来たなあ。みかんとフグ皮を買った覚えがあります。今日は、いんげんとみかん、そして鮮魚店のほうで鰹のたたきを買いました。高知と全然盛り付けが違うの。
ちなみに高知のスーパーで買ったタタキはこんな感じ、久礼町大正市場で買ったタタキはこんな感じでしたよ。ここのは見えないくらいの玉ねぎとネギ、そしてレモンの輪切り、これが愛媛スタイル?
ついでにこんなのも買っちゃいました。土佐の酔鯨に、いよかんチューハイに、宇和ゴールドチューハイ、そしてぽん酢。愛媛、みかん王国ですなやっぱり。
■ 道の駅みしょうMIC ■
所在地 ▶▶
愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城4296-1
環 境 ▶▶
国道56号線沿い、市街地
駐車場 ▶▶
普通車20(身障者用1)台、大型車3台、ほぼ平ら
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
特産品・農産物ショップ、鮮魚店、喫茶店など
その他 ▶▶
コンビニ、ドラッグストア、飲食店など徒歩圏内
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 愛媛県の道の駅情報まとめはこちらから
今夜の車中飯:道の駅の鰹のたたき&釣った黒鯛の刺身
さて今夜の車中飯です。
まずは道の駅で買った鰹のたたきです。パックから出して盛り付けでも玉ねぎモリモリで鰹が隠れちゃうよ(笑)このあとレモンを絞って、ついてきたぽん酢でいただきました。GOOD!
写真左奥はオクラのおひたしに釜揚げしらすと鰹節をトッピングしたものです。
そして土佐清水の防波堤で釣れた黒鯛のお刺身でーす!(旅の記事はこちらから)身がプリプリでおいしかったです!また釣れるといいなあ。
37日目:紫電改展示館と愛媛最初の札所
現存する日本で唯一の機体が見られる「紫電改展示館」
おはようございます旅37日目、「道の駅みしょうMIC」から4キロ弱の高台にある「紫電改展示館」(入場料無料)にやってきました。展示館の前からは美しい海を見渡すことができます。この海の底から紫電改が見つかりました。豊後水道上空で米軍機を迎撃し、未帰還となった6機のうちの1機です。
昭和53年11月、愛媛県南宇和郡城辺町久良湾の海底40mに原型のまま沈んでいるのが地元ダイバーによって発見され、翌年7月14日実に34年ぶりに引き揚げられました。
紫電改はゼロ戦に代わる新鋭機として終戦間近に開発され、海軍のもっとも優れた戦闘機だったと言われています。現存する、日本で唯一機です。(南レクHPより)
世界でも4機しか現存していない紫電改の貴重な機体を近くで見ることができます。この写真は2階のデッキから。
曲がったプロペラは海に墜落したときの衝撃を物語っているようです。周りには紫電改の装備品や、紫電改にまつわるエピソードなどが展示されていました。当時の情勢、地元の人々との関係などを知っていろいろ考えさせられました。
紫電改展示館 : 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城5688
四国八十八ヶ所詣で:第四十番札所観自在寺
「紫電改展示館」を訪れたあとは四国八十八ヶ所「第四十番札所観自在寺」へ。駐車場への道は途中せまくなりますがクリア。雨の中を参拝しました。
参拝を終えて山門まで戻ってきたときに気づいたのがこれです。干支が描いてあっておもしろいなあくらいに思っていましたが、あとで調べてみるとこれは方位盤だそうです。かなり古いもので町の文化財になっています。
雨風がひどくなってきたなあ…。午後はなにしようかな、愛媛方面に走りながら考えたいと思います。
四国八十八ヶ所第四十番札所観自在寺 : 愛媛県南宇和郡愛南町御荘平城2253−1
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