マイキャンピングカーK2、2021年の快適化その5です。今回はK2の大掃除と、他のブロガーさんを参考にした快適化を2つやります!
Spring Cleaning!! 旅に備えてK2の内外を大掃除
ソーラーパネルを拭きふき
だいぶ春の予感がするようになった今日この頃、日によってはとっても温かい日も。そんな日はマイキャンピングカーK2の手入れに熱が入ります。今日は室内を掃除して、遮熱用にフィルムを貼るためにルーフウインドウをきれいにしようと、めっちゃ張り切ってます!
ルーフウインドウを外側から拭くために屋根にあがってみたら、ソーラーパネルがかなり汚れてる~!
こちらも綺麗に拭き掃除しました。これで発電効率もきっと良くなるはず。
ルーフウインドウの快適化
暑さ対策の一部として、ルーフウインドウに断熱フィルムを貼る
去年はキャンピングカーを購入して初めての夏を経験、これは何とかしたい!と思っていたのがルーフウィンドウの遮熱対策です。今の寒い季節に陽が差し込むとポカポカと気持ちいいのですが…。
!! 冬場のポカポカが真夏にはアッツアッツになります !!
暑ければ、もともと付いているアルミ蒸着のブラインドを閉めれば効果があります。でも、折角のルーフウィンドウだし真っ青な空や真夏の入道雲、車内から見上げたいですよね。
相互リンクさせていただいているのんちゃんさんのブログ「何時の間にか転寝2」で、のんちゃんさんが遮熱対策されていたので、こちらを参考にルーフウインドウの遮熱対策をやってみました。
フィルムを貼るK2のルーフウィンドウはアクリル二重窓。二重窓の遮熱、断熱対策としてフィルムを貼って効果を得るには貼る面が大事です。遮熱の効果を最大限に発揮させるには一番外側に貼るのがベスト、断熱目的でしたら一番内側がベストです。
ただ、ウィンドウの素材が複層ガラスと違いアクリル二重窓ですのでフィルムを貼る際に注意が必要になります。アクリル二重窓の内側にフィルムを貼ってしまうと太陽からの直射熱+フィルムからの反射熱が空気層に溜まってしまい、熱膨張によって最悪アクリル二重窓を破損させてしまうおそれがあります。
ということで、写真の外貼り用のフィルムは遮熱対策にうってつけです。それとこのフィルムにした理由は、ルーフウィンドウのアクリル系樹脂とポリ系フィルムの線膨張係数に大きく差がなかったこと。そして、フィルムの接着剤もアクリル系だったのでイケるかなぁと…。
それから、フィルムを貼るには気泡をどうやって逃がすかが大きな課題。本当ならフィルム貼り専用のスクレーパーなどあればいいのでしょうが、100均で購入した窓ガラスの掃除用スクレーパーが役立ちそうです。取り合えずこれで何とかしてみようと早速作業開始!
いざ作業に取り掛かってみてわかったのが、思った以上にルーフウィンドウ湾曲しているんですよねぇ。シワが寄ったり気泡がはいったりしてなかなか上手くいきません…。
貼り直すこと5回いやそれ以上やり直したかも。
最後はドライヤーで温めながらシワを伸ばし気泡を逃し、こんな感じに仕上がりました。
やりながら気付いたコツは無シワ・無気泡といった完璧を求めすぎず、1、2ヶ所へシワを集中させるとアチラコチラに気泡が残ったり、全体にシワが広がるのを抑止できるようです。
今回貼り付けるルーウィンドウは四六時中紫外線や風雨にさらされる状態。たとえ耐候性(耐候年数3年ほど)のある外張り専用フィルムとはいえ、周囲から気泡がはいって剥がれる可能性が高いです。なので、更に屋外用の透明強力テープ(昨年、アクシデントでルーフウィンドウが飛んで行ったときに仮止めとして使用した残り 笑)でフィルム周囲の接着補強しました。
どんな感じに威力を発揮してくれるか、今年の夏が楽しみです。
フロント部分の気になる隙間をカンタンに埋められた!
目の前にあるブラックホール、ダッシュボードの隙間を埋めたい
フロントガラス下部とダッシュボードとの隙間、ここにスマホ用に使っているマグネット式充電線の小さなアダプターが吸い込まれるように落ちてしまいました(泣)
あの隙間の先はどうなっているのやら…。
この隙間、けっこう大きくてまたなにか吸い込まれてしまう前になんとかしたい…。
よく快適化の参考にさせてただいているもう1人の方、AGWさんのブログ「相棒のイタズラとお出かけ」で「シールストリップ」という素晴らしいものを見つけて対策されていました。(AGWさんの記事はこちらから)「これはいいな~」と思い、早速同じものをAmazonでポチッと!
後日とどいてシールストリップをつけてみると、フロントガラスとの隙間を簡単に埋められてとてもキレイに納まってくれました。
これで小物がブラックホールに吸い込まれるのを防げそうです(笑)
あっ、それからこれで結露の水なんかも中に入っていくのを多少は防げるかもしれませんね。
シールストリップでカンタンにできました!
今回買ったのはシールストリップという商品。隙間をふさいで防水・防塵や 異物落下防止、運転騒音を低減する効果があります。
Amazonで400円(安!)でした。届いたシールストリップ、長さは1.6mで作業のためのクロウバーがついています。
断面はこんな感じです。貼り付けたりする必要はなく、クロウバーを使って押し込んでいくだけです。カンタンな作業で上の写真のように隙間がきれいに埋められました。
■ マイキャンピングカーDATA
車 名:LIVINGSTONE K2(リビングストーンK2)
ベース車:フィアットデュカト
サイズ:全長5460mm 、全幅2070mm 、全高2560mm
※車検取得時のサイズ
室内高:1890mm
乗車 / 就寝定員:4人/大人2人
エンジン / 排気量::ディーゼルターボ 2300cc 130HP
駆動 / ミッション:2WD / 6AT(セミオートマチック)
次回のマイキャンピングカーK2の快適化はこちらから!
【キャンピングカー快適化 2021】その6 ダイネットテーブルを自作する!前編
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください
お疲れ様です。
二重窓の内貼り、ダメですか….うちは内側から貼っちゃてもう2回目の夏を経験していますが、今のところ異変はないからとりあえずそのままで..主はブラインド開けている時の目隠しにしています。
隙間埋め、結構隙間があるところに押し入れているので、少しずつ出てきますね。たまに押し入れています。まだ結露の効果確認は行っていませんが、どんなになるか楽しみ(笑)です。
AGWさん こんにちは。
キャンピングカー用のアクリル二重窓の製造メーカーによると、通常使用(フィルム貼りなし)でも性能が問題なく発揮されるのは10年程度とうたっているようです。
それ以上の期間では紫外線の影響で変形や白濁などが起こる可能性が高いみたいですね。特にルーフウィンドウのアクリル二重窓は外気温との関係で、窓内部の空気がサイド以上に膨張と収縮を繰り返すことになりますから寿命は更に短いと思った方がよさそうです。詳しいことは定かではありませんが寿命を延ばすためのメンテ方法などもあるようです。
それと二重のアクリル板同士はアクリル系の接着剤で接合されていると思いますが、それでも内側へフィルムを貼るとアクリル自体の膨張・伸縮率の範囲を超え空気が膨張する可能性が高まります。そうなると空気の逃げ場が無くなり一気に逝く(亀裂がはいる)可能性があるようです。
アクリルの膨張率は結構なものと思いますのでそうそう簡単にイキそうもないような気もしますが。あとクリア板とホワイトの窓枠材との接合も接着剤と思われますでフィルム貼りによって伸縮膨張の差異が大きくなり接着強度の低下も考えられますね。
AGWさんはサイドに貼られているようですので、ルーフほどナーバスにならなくとも大丈夫かもしれませんが、空気層に結露が出始めたら接合箇所が切れてきたと考えた方がいいかもです。
たしかバンテックかどこかのビルダーだったかのブログにも「フィルム貼付け厳禁ですっ!!」なんて書いてありましたね。多分内貼りを想定しての注意書きと思いますが。。。
こんばんは、遂にルーフライトの外張り断熱フィルムを貼りましたね。
走行中にシェードを開けたまま走ってる時に、陽射しが後頭部に射しても暑く成りませんよ!
フィルムが無い時に高速道路を走行中に後頭部に陽が射した時は地獄でした(笑)
外張りの良い所は熱源も反射してアクリルに熱が伝わり難い事だと思うんです。
ルーフライトの外張り断熱フィルムは、綺麗に上手く貼った積もりでも浮いて来てしまいました。一回は張り替えたんですけど今一です。しかし、内側から見て気に成らないレベルなので浮いてても放置決定しました。
そうそう…何故かリヤ観音扉のアクリル二重窓に貼ったのは未だに大丈夫です。
リヤは未施工だとアクリル二重窓自体に熱を帯びてしまい、シェードを閉めていても其の隙間からドアの内部に熱源が侵入するので、観音扉のアクリル二重窓に貼ると効果が高いですよ。
ルーフライトに外張り断熱フィルムを貼ると、冬場はシェードを開けていても車内が暖まらない弊害が有りました。。。仕方ないですね。
AGWさんの隙間塞ぎは簡単について安くて良かったです。未だ浮いて来ていませんよ。
のんちゃんさん こんばんは。
のんちゃんさんの実体験をお聞きするとおのずと期待感が高まります。
ルーフウィンドウに貼る前に試し貼りでダイネット横のサイドウィンドウに貼ったフィルムはソコソコ上手く貼れたように思うのですが、時間経過とともにわずかに気泡が入り始めているように思います。
気が付いた時に指で気泡抜きしてますが、これから更に経過するとどうなるのやら、、、
それに比較してルーフウィンドウは、多少気泡が入り始めても外から見えないですし、なにより遮熱することが目的ですので見て見ぬふりが一番だと思います(笑)
ただ思っていた以上に日差しが柔らくなりましたね。
AGWさんの隙間塞ぎはコスパはもちろん効果も本当にナイスアイディアですよね。