【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】のんびり秋旅in東北 岩手編① 懐かしい顔と盛岡ぶらり

キャンピングカーで日本をめぐる旅
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恒例になった秋の東北帰省旅、今回は長野新潟を縦断して山形秋田岩手を旅します。おいしい食、時々観光、そして癒やしの温泉!

岩手編①。岩手県にやってきた早起き鳥一家、懐かしい人と楽しい一夜を。別の日には盛岡の街をぶらりと歩きます。

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岩手編①:楽しき再会、懐かしの盛岡ぶらり

「八幡平アスピーテライン」と「旧松尾鉱山」

こんにちは。2024年秋の東北旅、岩手県へ向かっている早起き鳥一家です。
昨日は秋田・岩手にまたがる八幡平エリアにある「後生掛キャンプ場」に滞在、近くの「後生掛温泉」で温泉を堪能しました。久しぶりの「後生掛温泉」、やっぱりいい温泉だったなあ…。キャンプ場も静かでいいところでした。

そして昨日に続いて悪天候の本日、県道23号線通称「八幡平アスピーテライン」(冬季は閉鎖)を走って、秋田県から岩手県へ。

本当はこのあたり、とても眺めのいいドライブルートなんだよねえ…。昔、岩手県に住んでいた頃も走ったハズだけどあんまり記憶にないなあ。と思いつつ、カーナビの地図を眺めていると気になる文字が。「旧松尾鉱山」?なにか見られるのかな。

アスピーテラインから少しそれた所ですが、道があるようなので行ってみました。おっとぉ、かなりの大きさの集合住宅の廃墟が道端に。

と思ったら丘の中腹にはたくさんの廃墟が!すごい規模の鉱山があったんだなあ。

 旧松尾鉱山は、北上川の支流の一つ赤川の上流、八幡平の中腹に位置しており、硫黄の生産により一時は「雲上の楽園」と呼ばれ隆盛を極めましたが、重油脱硫による安い回収硫黄が出回るなどして経営が悪化し、昭和47年に鉱業権を放棄し事実上閉山しました。この鉱山から大量の強酸性水が赤川に流入し、北上川を汚濁していたため、大きな社会問題となっていました。(岩手県ホームページより】

硫黄の生産で繁栄した「旧松尾銅山」。現在も坑廃水処理の施設が稼働しており、鉱山住宅あとが見られる道路の先は立入禁止となっていました。

松尾鉱山跡 : 岩手県八幡平市松尾寄木

久しぶりの再会、楽しい一夜!

さて、秋田県から岩手県に移動してきた早起き鳥一家。今夜は超久しぶりにPの元同僚さんに会うので歓待の準備をして、仕事終わりの彼をZIL5にお迎えしました。Pと元同僚のWさん、顔を見るなり、

「「変わってねえ~!!」」

…見事にハモりましたなあ(笑)

Wさんからは岩手名物の江刺りんご(高級ブランドりんごなのだ)、かもめの玉子、南部せんべい、その他懐かしい&おいしい品々をお土産にいただきまして、

我々はきりたんぽ鍋でおもてなし。
お互いの転属、転職で顔を合わせなかった十数年の時を越えて話ははずみ、楽しい時間を過ごしました。

盛岡駅に近い便利な駐車場

さて日付は変わりまして、早起き鳥一家がかつて住んでいた盛岡市にやってきました。盛岡駅に近いところに駐車場をみつけたので、そこを起点に懐かしい盛岡の街をぶらついてみたいと思います。

ここはカメラで入庫を管理しているのでゲートがなく、車高を気にせず入場できます。駐車後24時間800円(最大料金繰り返し適用)で、盛岡駅まで歩いて10分ほどの場所にあります。

タイムズイオンタウン盛岡駅前駐車場 : 岩手県盛岡市盛岡駅前北通11

長田町「喫茶ひまわり」でスープスパゲッティ

駐車場に着いたのは昼近く、まずはランチをということで駐車場から歩いて15分ほどのところにある「喫茶ひまわり」にやってきました。

北海道東北旅2020 盛岡市・喫茶ひまわり

この写真は2020年に訪れたときのものですが、今も変わらぬたたずまい。懐かしいなあ…、そうか、もう前回から4年になるのかあ。

そして素敵な音楽が流れる落ち着いた店内でいただくのは、

そうやっぱりスープスパゲッティ(トマトソース)だね!
前回の記事でスープパスタと表現しましたが、メニューの表記にしたがってスープスパゲッティに訂正させていただきますっ。深い器にたーっぷり入った熱々トマトソースに細めのスバゲッティ、そこにたっぷりの粉チーズ。はふはふ、やっぱりおいしいわあ。

喫茶ひまわり : 岩手県盛岡市長田町4−12

▶「喫茶ひまわり」の近くには盛岡市民に大人気の「福田パン長田町本店」があります。こちらもオススメですよ~(前回我々はみたけ店を利用しました)。

盛岡街ぶら①:「石割桜」と「旧岩手銀行」

懐かしのスープスパゲッティでお腹を満たしたあとは、ぶらぶら歩いて官庁が集まる内丸エリアにやってきました。「喫茶ひまわり」からは歩いて15分ほどの盛岡地方裁判所、ここには桜の名所があるんです。

その名も「石割桜」。
巨大な岩を割って、樹齢360年以上とも言われている桜の大木が大きく枝を広げているんです。花が咲いたときが一番の見頃ですが、それ以外の時期でも一見の価値があると思います。

「石割桜」からさらに歩いて10分、「旧岩手銀行赤レンガ館」へ。Qの以前の職場はこの近くにあったので、懐かしさでいっぱいです。

東京駅を設計した辰野金吾の手による、東北地方で唯一残る作品です。正面入口の天井を見上げるとその美しさに息を飲みました。

▶明治から大正にかけて活躍した建築家・辰野金吾の足跡を訪ねよう
辰野金吾の出身地・唐津市に残されたレトロ建物:「旧唐津銀行 辰野金吾記念館
ちょっと意外!?温泉のシンボルは辰野金吾の設計だった「武雄温泉楼門

石割桜 : 岩手県盛岡市内丸9−1
岩手銀行赤レンガ館 : 岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目2−20

盛岡ぶらり、まだまだ続きます。もう少し街あるきを楽しんだら、休憩をして夜の部スタート。おいしいお店をはしごします。

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