2022年3月下旬スタートのキャンピングカー旅、いよいよ初めての九州上陸です!大分県からスタートして九州北部の5県をめぐります。
旅5日目、玖珠町にある童話の舞台、そして絶景スポットでもある「伐株山」へ。それから廃墟美あふれる近代遺産「旧豊後森機関庫」へ!
4日目のつづき2:大分県北部めぐりのスタート
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】春の九州5県めぐり④ ゆふいん・湯布院その2
玖珠町・道の駅童話の里くすへ
旅4日目の午後、湯布院を離れて国道210号線を西へ。
玖珠町にある「道の駅童話の里くす」へやってきました。まず目に入ってきたのが大きな桃太郎の像。ん?桃太郎って岡山じゃなかったっけ?と思いましたが、「日本のアンデルセン」と呼ばれた児童文学者・久留島武彦のふるさとというのが由来でした。なるほど。
像も大きいですが、奥の体育館のような建物は道の駅のレストラン、右隣にベーカリー、特産品・農産物ショップと続きます。駐車場も広く、大きな道の駅です。
さてショップへ。広い店内、野菜、果物、弁当、お惣菜、その他いろいろありましたよ!山菜おこわ、ゆず胡椒(170円!)、豚肉(冷凍)、そしてあんまり見たことがないいいちこのハイボールをゲットしました。よしよし、豚肉で鍋にしよう。
■ 道の駅童話の里くす ■
所在地 ▶▶
大分県玖珠郡玖珠町大字帆足2121
環 境 ▶▶
国道387号線沿い、大分自動車道玖珠インターチェンジ近く
駐車場 ▶▶
普通車115(身障者用3)台、大型車6台、やや傾斜あり
トイレ ▶▶
ウォシュレットあり
お 店 ▶▶
レストラン、特産品・農産物ショップ、ベーカリーなど
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
▶▶ 大分県の道の駅情報まとめはこちらから
今夜の車中飯・にんにく豚骨醤油味の豚なべ
ふう、今日は一日雨だったのでかなり寒いです。「にんにく豚骨醤油」というこってり温まりそうな鍋の素を使って鍋を。
さっき買った豚肉と、もやし&キャベツで熱々鍋です。これは〆にラーメンが合いそうだなあ。
5日目:童話の舞台・伐株山と廃墟の美・豊後機関庫
玖珠町・伐株山園地へ
おはようございます旅5日目の朝、気持ちよく晴れました。
今日は朝イチで伐株山園地へやってきました。「伐株山」は「きりかぶやま」と読みます。
玖珠盆地に伝わる童話の舞台となっている伐株山、知ったきっかけはNHKの「こころ旅」です。玖珠盆地を見下ろす眺望がすばらしかったので来てみました。
朝イチでやってきたのは雨上がりで雲海のような幻想的景色が見られるかと思ったからですが、きっぱり晴れちゃって靄もどこかに行っちゃった(笑)でもおかげですばらしい景色が見られましたよ。広い園内、ハイジ気分が味わえる、大きなブランコがあったりします。
見晴らしのいい場所に無料休憩所がありました、おしゃれな建物でイイ!ほとんどがガラス張りで入ってみたかったんですが、8時~と書いてあるのにカギが閉まってるよ…。
絶景スポット・伐株山遠景と玖珠盆地の童話
さきほど伐株山を玖珠盆地に伝わる童話の舞台を書きましたが、伐株山の全体像はこんな感じ。本当に大きな切り株のようですねえ。
玖珠盆地に影を落とす巨大なクスノキを3年以上の月日をかけて切り倒したという童話が名前の由来だそうです。
近代産業遺産・豊後森機関庫
さて前述の伐株山、どこから写真を撮ったかといいますと…。こんな場所から撮っています!
(伐株山はもう少し右手に見えます)
ここは「旧豊後森機関庫」、国鉄久大本線豊後森駅の東にある機関庫だった施設です。最盛期には機関車21台が所属する大規模な扇形機関車でしたが、ディーゼル機関車やディーゼルカーへの移行によって1971年(昭和46年)に役目を終えました。
「旧豊後森機関庫」の見学は、くすまちメルサンホールの第2駐車場が利用できます。豊後森駅となりの駐車場も利用可能なようですが、キャンピングカーなら広くてゲートのないこちらの駐車場が便利だと思います。上の写真は駐車場から機関庫へ歩いていくときにパシャリと。手前は現役の線路です。
保存展示されている蒸気機関車、そして大きな転車台を近くで見ることができます。蒸気機関車の時代は方向転換のためにこういう設備が必要だったんですねえ。
旧機関庫もけっこう近くまで行ってみることができますよ。
規則的に並ぶ色あせた円柱、そして剥落がはげしいガラス…。廃墟感バツグンの「旧豊後森機関庫」でした。
さて、これからは近くにある豊後森駅をのぞいて、いろいろ寄り道しながら耶馬渓に向かいたいと思います。
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