2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅52日目、とうとう太平洋フェリーに乗船して東北をはなれました。長い長い旅の最後に、21時間の船旅が待っています!
52日目:太平洋フェリー「きそ」に乗船、21時間の船旅へ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 宮城からフェリーで帰郷編①
今回利用したのは太平洋フェリー「きそ」の1等洋室(和洋室)
旅52日目の午前、12:50に仙台港を出発する太平洋フェリーに乗るため仙台港フェリー埠頭に着きました。掲示してある乗船手続きの開始時間(この日は90分前でした)を待って、早速乗船手続きをします。ネットで乗船名簿登録をしておくとスムーズに手続きできます。
GOTOキャンペーンのおかげなのか、9月中旬に乗船したときより乗客が多い気がしました。乗船の案内がはじまったので、いつも通りQは歩いてPはK2を運転して乗船します。さーて、今回の客室はどうかな?
行きのフェリーでは特等客室(和室)を利用しました(お部屋の紹介はこちらから)が、帰りは違う客室にしてみたいな~と思い1等客室(和洋室)をチョイスしましたよ~。
ツインベッドに、窓際に小上がりのあるタイプです。このこじんまりした小上がりスペース、妙に落ち着きます。
1等客室も特等と同じくトイレ、シャワー付きです。そして、歯ブラシとタオル、冷蔵庫、湯沸かし、コップと湯飲み、たっぷりの粉末茶(緑茶とほうじ茶)などが用意してあります。トイレにウォシュレットはなく、共用のトイレにはウォシュレットがあります。
そして、ひと晩過ごしてみて思いましたが、前回の特等和室よりエンジン音が響かない気がするんです。和室は畳にふとん敷のせいなのか、それとも部屋の位置のせいなのか…。1等客室のほうが早起き鳥一家は過ごしやすかったです。
フェリーの売店で北海道を懐かしんで
太平洋フェリー「きそ」は12:50に仙台港を離れます。そして、フェリー内の売店は13:00には一度閉店してしまうので、Pと合流したらすぐ売店へ。飲み物を仕入れておきます。(太平洋フェリーきその船内の様子はこちらの記事から)
おっと、ここで2週間前までいた北海道を思い出してつい買っちゃいました。北海道限定の「いろはすハスカップ味」と「バター飴」。バター飴、好きなんだな~。連続して食べると口の中が痛くなってきますよね。
東北に別れを告げながら、ほか弁ランチ!
売店で買い物をすませて客室に戻ってきました。よし、出航時刻に間に合ったぞ。冷えたビールを冷蔵庫から出して、外の景色を見ながらランチをいただきますか。
はい、今日のランチはこれ、
ほっともっとの海苔弁当です!
道の駅おおさとから仙田港フェリー埠頭までの間に、立ち寄って買っておきました。じゃあ長旅が無事(?)終えられそうなことに乾杯!のんびり部屋で飲んで、食べて、あとでお風呂も行っちゃおう~♪
フェリー旅、夜の部はやっぱりこれから!
窓から見える景色を楽しんだり、お風呂にいったり。フェリーライフを楽しんで、夜の部です。スタンド「マーメイドクラブ」でまたまたまかないカレーライスと山菜蕎麦を頼んでくつろいでいます。スタンドの周囲も前回よりちょっとだけ賑わいを取り戻していますね~、なんか嬉しいです。
行きのとき(9月中旬)には閉鎖されていたシアターラウンジも、アルコール消毒が置かれて利用を一部再開していました。売店にはGOTOキャンペーンの地域共通クーポンのポスター、9月とはいろいろ状況が変わっていてびっくりです。
そうそうこれ、船ならではですね~。テーブルがボルトで留めてあるんですが、椅子もチェーンで動きすぎないようになっています。今日の海はおだやか、名古屋まで荒れることがないようなのでホッとしています。
53日目:洋上の夜明けと名古屋フェリー埠頭着岸
この旅最後の夜明けをなんとか撮れました!
おはようございます、この旅最後の朝です。この日の日の出は6時過ぎ、なんとか起きだして7デッキに上がり、外に出ました。うう、寒。
ああ~、きれいな朝日だ!起きてよかった~。
部屋に戻るとPの姿はなく…、さては朝風呂に行ったな。Qも行こうっと。
朝、太平洋フェリーきそは愛知県沖を航行
午前7時ごろ、フェリーは愛知県沖にいます。それぞれ写真を撮りにいったりお風呂にいったりしていた一家(二人ですけど)が集合したので、部屋で朝ごはんにします。
窓の景色を見ながら、ゆでたまご、バナナ、コーヒー、ロールパン、ヨーグルトをもぐもぐと。
伊良湖岬が見えてきました、フェリーは大きく進路を変えます。ここから伊勢湾にはいって、1時間以上かかって名古屋港に着きます。
無事名古屋フェリー埠頭に到着、家路へ
名古屋港への到着時刻は10時30分の予定ですが、少し前からあわただしくなってきます。アナウンスにしたがって先にPがK2を迎えに部屋を出ます。歩いて下船するQはもうしばらく部屋で待ちます。忘れ物がないかチェックしとこうかな…。
部屋を出て途中にある回収ボックスに部屋のカードキーを返却して、下船口に並ぶ列に加わります。あー、旅もあと少しで終わるなあ。
下船がはじまり、長い通路を歩いて名古屋フェリー埠頭ビルの2階に着きました。ただいま~!
1階に下りて外に出て、同乗者のりばでPとK2を待ちます。しばらく待つと、フェリー横にぽっかりあいた口からK2の雄姿が見えました。ほっとしながら乗り込んでドアを閉めて、さあ家に帰りますか!
今回の旅、53日間という人生初めての長い長い旅でしたが、第二のマイハウスK2に乗っての旅はそう疲れも出ず、マイペースに楽しく旅できました。キャンピングカーの旅は楽しい!
次の旅は実は九州の予定でしたが、大きく変更してしばらくは静岡県を楽しむ旅をする予定です。はやく自由に旅ができるようになってほしいですね。
この旅のシリーズはこれでおしまいになります、最後まで読んでいただきありがとうございました!
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください
53日間も旅をなんて、憧れます…キャンピングカーでの旅行は、共働きなので精々4泊止まりですよ。
デュカトは運転席周りの解放感とウォークスルーでの使い勝手の良さで、快適な旅を続けられるんですよね。
コロナが落ち着いたら、次は西方面に? …あぁ~又9号線をのんびりと走りたいなぁ。。。
とと…その前に早起き鳥さん御夫婦は、トルマヒーターの修理が有りましたね。簡単に安価に収まる事を願っていますよ。
のんちゃんさん、こんにちは。
これ程の長旅は初めてでしたが日々発見続きの楽しい旅を満喫してきました。
いくつかのタイプのキャンピングカーをレンタルしてみましたが、やっぱりウォークスルーで簡単に後ろへ移動できるのは本当に使い勝手が良いですよね。
カムロードベースのキャブコンやハイエースも身体を曲げて後部座席へ移動できない事もないのでしょうが、年老いてくると身体が固くなり移動が大変なんですよ(笑)
トルマヒーターの件ですが、本体の基盤にある警告灯が8回点滅しているということで、これは点火等含め複数回連続でエラーが生じると8回点滅するらしいです。
そしてこの8回の点滅表示の場合は本国へ要連絡らしいです。
FCJで本国と連絡を取り合っていただいたところ、このエラーをリセットできる機器を所有している会社は東京にしかないらしく基盤を外して送ってもらったところです。
リセット後に再度基盤を取付てエラーの原因を確認しなければならないとのことでした。
それから倉本店長のからの情報ですが、コンビD4タイプは製造期間が短かったらしくもうD6に替わっているらしいですね。
しかもそのD6についてもヨーロッパで技術的な問題かなんかで製造できなくなっていて、今後(時期は不明確らしいのですが)は温水ボイラーとFFヒーターのコンビタイプから単独タイプの取り付けになっているそうです。
D4やD6の在庫が無くなったらどうなるのか・・・不安です。