2022年3月初旬、春を感じに西伊豆へ。満開の菜の花や河津桜、そして西伊豆のきれいな海と海の幸を満喫してきました!
3日目の夜は海鮮三昧!松崎町雲見海岸にある民宿吉右衛門でびっくりするほど海鮮三昧の夕食をいただきます。そして旅の締めは「さわやか」で!
3日目:松崎町雲見海岸にある民宿吉右衛門へ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2022】春の西伊豆旅④ 西伊豆の海と伊豆の長八美術館
松崎町雲見海岸・民宿吉右衛門へ投宿
旅3日目の15時、松崎町雲見海岸にある民宿「網元の宿 吉右衛門」にやってきました。雲見海岸には民宿がたくさんあって、国道136号線にある共同駐車場に車を置いたら歩いて民宿までいくシステムです。
といっても大した距離はないので駐車場から階段を下りて小さな川が流れる路地へ。川の両側は民宿がならんでいて、まっすぐ歩けば海岸に出られます。車が通ることもないので、静かでのんびりした雰囲気です。
宿の玄関を入るとおかみさんが出てきて説明をしてくれます。お風呂(温泉です)の場所などを聞いてお部屋に案内してもらいました。民宿なので部屋は親戚の家にきたような感じ、季節柄かホットカーペットがしいてあってなんとも落ち着きます。
部屋に冷蔵庫はなく、廊下に共同の冷凍庫があるのでクーラーボックスを持ってくると便利です。布団のあげ下ろしは自分たちで。食事場所は選べるので、夕食はのんびりと部屋で、朝食は階下の食事場所でお願いすることにしました。
荷物を置いたら、ちょっと海岸まで歩いて見ました。きれいな浜辺、夫婦岩(たぶん)のむこうにはかすかに富士山が見えています。夕陽がきれいに見える場所だそうです、いいところだなあ。
吉右衛門には男女別のお風呂のほかに、貸切の露天風呂があります。向かい側の別館にあって、空いていれば入れます(夜は22時まで、朝は6時から)。さんぽから戻ったらさっそく露天風呂へ。石造りの浴槽は思ったより広くて、いい温度の温泉だよ!こりゃ、最高。
網元・温泉民宿吉右衛門 : 静岡県賀茂郡松崎町雲見357
お楽しみの海鮮三昧!民宿吉右衛門のお夕食
さてお時間になりまして、お部屋に食事が運ばれはじめました。まず最初は、
伊勢海老のロースト(でいいのかな?)、サザエのつぼ焼き、もずく、そして桜の葉風味のお蕎麦、そしてイカと野菜のはいった陶板焼きです。んー、お酒のアテにいい品揃えですねえ。
伊勢海老のローストは宴会料理でよく見かけるような料理ですが、身のおいしさが違います!ちょっとね、驚きました。またミソのところがおいしいの。それからサザエも大きくて食べ応えあり、ちょっとほろ苦いところがまた…(旨)
それとお蕎麦、さわやかなみどり色で食べるとほんのり桜の葉の風味が香ります。お話によると「松崎町は桜の葉生産が盛んなんですよ~」とのこと。それと伊豆は温泉があるので河津桜やその他の花も場所によって早く咲いたり、遅かったりするのだそうです。なるほど。
「いまお刺身つくってますのでね」
「わかりました~」
そして、「はい、お待たせしました」の声とともに運ばれて来たのがこちらの船盛りです!
!! 大漁船や~、二人分の量じゃなくない !?
船の大きさがタイタニックだもん。
左からアワビ、イサキ、伊勢海老、イカ、ホウボウ、マグロ、エビ、そしてさざえのお造りです。見切れてますが船首にはアワビのキモの酢〆が(お酒に超合う)。アワビとサザエはこりこり、伊勢海老は甘みがじんわり、イサキとホウボウは似たような見た目でも味わいはしっかり違います。
脇に回ってしまった感のあるマグロ、イカ、エビもそれぞれしっかりおいしいですよ。幸せです。
「刺身、食べきれるかな?」などと言いながら、おいしく箸とグラスを進めていると…。「揚げ物おもちしました~」と声が。揚げものって天ぷらかな?と思ったらテーブルに置かれたのはカサゴの丸まんま唐揚げでした。ボリューム…。でもうまい、箸がとまらんです。こんなサイズの釣りたいなあ。
このあとアコウダイの煮魚、そしてご飯とお吸い物、そしてデザートの不知火みかんで〆でした。まさに海鮮三昧、満腹満足の夕食でした。
4日目:旅最終日、伊勢海老味噌汁からげんこつハンバーグまで
民宿でほっこり朝食をいただきます
おはようございます旅4日目の朝、今日は旅最終日。
松崎町雲見海岸にある民宿「吉右衛門」に宿泊、朝ご飯前にひとっ風呂いただきました。
時間になったので朝食を食べに階下へ。個室になっていたのでのんびりといただくことができました。昨日のお造りになっていた伊勢海老の頭が味噌汁になって出てきます。あ~、体に染み渡るうまさ。そしてやっぱり伊豆に来たらアジの干物でご飯だよね。朝からご飯おかわり、元気、元気。
静岡グルメ「さわやか」でげんこつハンバーグ!
「いやあ~、魚おいしかったねえ」なんて話しながら一路自宅へむかって走っておりますが…。さて、ランチはどうしようかな。走っているうちに大分昼時も過ぎたので、「思いついた、久々にあそこにしよう!」ということで静岡県民の愛するご当地レストランチェーン「さわやか」にやってきました。
そう、平日でも昼時に行くとすごい待ちですからね。3時過ぎに受付したので待ち時間わずか15分ほどでテーブルに通されました。
ここはやっぱりげんこつハンバーグだね!と注文をするとテーブルにさりげなく置かれた巨大ナイフとフォーク。久々すぎて「これなんだっけ?」と思っていると…。ごろんとハンバーグ登場!
そしてそれを巨大ナイフとフォークでお店の人が慣れた手さばきで、
こんな風にしてくれます!
もうね、この間(というかお店に入った瞬間から)いいお肉の匂いがただよいまくってて、お腹が鳴りまくるワケですよ。平静をよそおいつつナイフを入れて一口ほおばると、歯を押し返してくるような「ザ肉!」の弾力と味わい。うーん、そうかコレだった、これが「さわやか」だよ。旨いよ。
というわけで、今回の西伊豆の旅、「さわやか」のハンバーグで締めとなりました。3泊4日の西伊豆の旅、美しい海とおいしいモノを満喫できたいい旅でした。
この旅のシリーズはこれで終わりです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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