【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】みちのく夏紀行52　立山黒部アルペンルート・大観峰へ

キャンピングカーで日本をめぐる旅

2021.09.12

暑くなってきたから”みちのく”へ行こう。
地元での用も兼ねた東北旅、日本海側をのんびり北上し竜飛岬を目指します。湯めぐり、道の駅めぐり、釣り、ウォーキングを楽しむ東北再発見の旅です！

旅53日目は快晴、立山アルペンルートの玄関口・扇沢駅から黒部ダムを経て、絶景の大観峰へ！

５３日目のつづき：立山黒部アルペンルート・扇沢から大観峰へ

旅53日目の朝、立山黒部アルペンルートの長野県側の玄関である「扇沢駅」にやってきました。天気も快晴、今日は大観峰まで行きたいと思います。無料駐車場にK2を停めて、大観峰の気温は12度くらいらしいので上着を１枚持って出発します。まずはきっぷを買わなければ。

この日の黒部ダムゆきの電気バスの始発は7：30、切符の販売は40分前からと窓口に掲示されています。もう並んでいる人がいるので早起き鳥一家も並びました。

やがて販売時間、大観峰までの「立山黒部アルペンルートきっぷ」買いました！
平日限定でちょっと割引になっています。（通常料金は6,170円、410円お得になります）。

立山黒部アルペンルートのきっぷ売り場は扇沢駅の１階、乗り場は２階にあります。きっぷを握って２階に移動、今度は乗り場の列に加わります。どんどん登山姿の人たちが集まって並び始めました。以前と違うのはアルコール消毒のポンプがずらりと並んでいるところですか。

見ていると自分じゃ背負えないくらいの大きなリュックの人、リュックは小さいけどヘルメットを提げている人、登山もスタイルいろいろのようですね～。みんな、楽しそう。

時間になり、黒部ダムゆきの関電トンネル電気バスに乗り込みます。以前はトロリーバスだったなあ…。2019年からこの電気バスになりました。

電気バスでトンネルを走ること16分、なつかしの黒部ダムにやってきました。今日はほんとうにお天気にがいいです！

さて、黒部ダムはあとでゆっくり見ることにして大観峰を目指して黒部湖駅へ。黒部湖駅は黒部ダムを横断した向こう側にあります。歩きながら見る巨大なダム、ダム工事の遺構だろうコンクリートの建造物、いろいろ興味はつきません。

写真奥に黒部湖駅の入口があります。トンネルに入るとよく声が反響します。

トンネルの先にある黒部湖駅です。ここから黒部平駅まで乗るのはケーブルカー、立山黒部アルペンルートはいろいろな乗り物に乗れるのが楽しいですね～。

たくさんの荷物を背負った人々にまじってカメラをぶら下げただけのP、近所の散歩みたいなボディバッグ姿のQといういでたちです　笑　ケーブルカー、出発～！

ケーブルカーは黒部平に到着、今度は大観峰までの「立山ロープウエイ」に乗ります。

標高1,828メートルの黒部平から、2,316メートルの大観峰まで一気に！
立山ロープウエイは支柱がないワンスパン方式で約５分の空中散歩を楽しめます。ワンスパン方式のロープウエイでは日本最長。たしかに乗っている最中に支柱が近づいてきて「グワン！」というのが無いんです。

山肌に残雪が目立ってきました。そして、この斜面を登っている人を見かけましたよ！雪渓をゆっくり登っていました。がんばれ～。

立山ロープウエイは５分の空中散歩を終えて、大観峰に到着。登山姿の人々はこの先を目指していくらしく、大観峰で眺めを楽しもうというのはどうやら少数派のようです。

立山ロープウエイですでにダイナミックな景色を堪能できるんですが、大観峰にも絶景を堪能できる素敵な場所があります。階段を上がった先にある「大観峰雲上テラス」です。階段をぜいぜい言いながら上がりきると、そこには素敵なテラスが！

目の前にせまる立山連峰がすごいです、しかも貸切り！
朝一番で来てよかった～。

高いところが苦手なQとしては腰がひけるくらいの眺めです。富士山の五合目とどっちが高いんだろ？人生一番目か二番目の高所にいるんだなあ。この景色、貴重すぎる。

振り返ってみるとはるか眼下に黒部ダムが見えました。数年ぶりに訪れた立山アルペンルート、以前は雨で黒部ダム止まりでしたが、とうとう大観峰まで来ることができましたよ～。ホント感動の絶景です。