暑くなってきたから”みちのく”へ行こう。
地元での用も兼ねた東北旅、日本海側をのんびり北上し竜飛岬を目指します。湯めぐり、道の駅めぐり、釣り、ウォーキングを楽しむ東北再発見の旅です!
旅48、49日目は山形の秘湯「滑川温泉 福島屋」に滞在しています。自炊湯治ということで夕飯はステーキ、朝は旅館の朝食風ごはんを!
48日目のつづき:山形の秘湯「滑川温泉 福島屋」でのんびり湯治
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】みちのく夏紀行㊺ 山形の秘湯で自炊湯治1
滑川温泉福島屋:内湯と貸切り湯
旅48日目、山形県米沢市にある秘湯「滑川温泉 福島屋」に滞在しております。14時にチェックインして遅いお昼を部屋で食べて、雨音を聞きながらのんびりと過ごしております。
少しうとうとしたあとで内湯へ。内湯は混浴の大浴場、女性専用の浴場があります。
入ってみると「ザ・温泉」といった感じの硫黄泉です。うーんこの温泉らしい匂い、そしてちょっと白く濁った湯、いいねえ。けっこう熱めの温泉で窓も閉めてあるのに湯気がこもっていない…?見上げると天井がすごく高いんですな~。
湯治棟の廊下を奥に抜けて、外にでると広場があります。振り返ってみるとこんなふう、いい感じですね~。写真右側の建物が早起き鳥一家が宿泊している湯治棟、左手前は内湯の建物です。
今回は自炊プラン(一番リーズナブル)にしましたが、食事つきの湯治プランもあります。ほかにも1泊2食付きの旅館タイプの棟もあるので、予算と気分で過ごし方を選べますね。
広場の先には貸切りできる「檜風呂」が。こちらは21時までは予約が可能、50分500円でした。それ以降の時間は、空いていれば貸切りで入ることができます。
予約して夕飯後に入りました。大きな露天の檜風呂が川沿いに設けられています、4人ぐらいは余裕でのびのび入れます。周りは緑一色、そして真下にある川のせせらぎを聞きながらのんびり入浴、これはいい時間!
滑川温泉 福島屋 : 山形県米沢市大字大沢15番地
http://www.namegawa-fukushimaya.com/reservation.html
さ~て、自炊のお時間です
さて、のんびりしすぎて遅くなりましたが晩ごはんにしようと思います。
ちょうど湯治棟にあるキッチンも空いているし、やるとしますか。まずはK2の冷蔵庫から食材をとってきましたよ。あと使い慣れた自分の鍋も、それからご飯をレンチンして持ってきました。(湯治棟のキッチンには電子レンジなしです)
食器はチェックインした時の案内で聞かれるので、その時に何組かお皿と茶わんとかを借りてあります。
湯治棟のキッチンにはコイン式のガス台が2台。岩手県花巻市の「大沢温泉」(ここもおススメの自炊湯治ができる宿です、旅の様子はこちらから!)で見たことあるけど、使うのは初めてだなあ…。
「瓦斯自動販売機」、いいねえ。
10円で10?15分だったかな?とりあえず10円をじゃらじゃらポケットに入れて調理開始です。上の口に10円を入れて正面のレバーを下にぐるっと回す、と。で、ガス台に点火。じゃあ、湯をわかして野菜をゆでて~、肉を焼くぞ!
今夜の湯治飯:ステーキ
はい、出来上がったものをすべて部屋に運びました。今夜はドドン!とステーキです~。
いんげんを茹でて一緒にソテー。そこにステーキ宮のたれ、あと生のクレソンを添えています。
なかなかいい焼き加減に仕上がりました。湯治をしながらがっつりステーキってどうなんだ!?というギモンもなきにしもあらずですが、おいしいから良し!
49日目:湯治宿でむかえるのんびりした朝
ちょっとだけ旅館風の朝食
おはよようございます旅49日目、滑川温泉福島屋の湯治棟で目覚めました。湯治の宿の朝は早い、6時ぐらいから人の行き来の音がします。早起き鳥一家も早起きして、空いていた檜風呂に貸切りで浸かってきました。
今朝の朝ご飯は和風、ちょっと旅館の朝食風にしたいね~ということでこんな感じに。
朝食の目玉はアジの干物!
先日吹浦で自分たちで釣ったアジでーす(釣りの様子はこちらから)。あとはおひたし、温玉、山形のだし(米沢のヨーカドーで購入)、漬物、味噌汁。ご飯はK2の電子レンジで温めてきました。親戚の家のような古びた和室で食べるこのメニュー、しみじみウマイ。
上の写真にもあるように、福島屋の建物は古い木造の建物。でも、掃除が行き届いていて気持ちよく過ごすことができます。内湯や売店にいくときに廊下を歩いていると、スタッフの方がとても丁寧に掃除されているんですよ。そんなところも良いお宿だな~と思います。
滑川温泉と言えばここ!岩風呂へ
昨日雨の合間をぬって「岩風呂」(渓流沿いにある大きな露天風呂、混浴)に行ってきたPが「入っておいたほうがいい!」と言うので、女性専用時間に岩風呂へ。
この歩道の奥に岩に囲まれた大きな露天風呂があります。
露天風呂到着!うーん、これはいい…。まさに秘湯という感じで、しかもラッキーなことに独りじめです。目の前に流れる渓流をながめながら、岩にもたれて湯につかる。最高の時間でした。
のんびりできる宿泊がおススメですが、滑川温泉は日帰り入浴もできます(大人ひとり600円)ので興味のある方はぜひ訪れてみてください。
さてチェックアウトしたあとは、滑川温泉の奥にあるもうひとつの秘湯「姥湯温泉」に行ってみようと思います。山形の友人知人に強力におススメされた「姥湯温泉」、楽しみです!
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください