春の四国をぶらり旅、3回目の四国で新しい発見を求めて。やっぱり香川でうどん、徳島でラーメンははずせない!?
旅12日目快晴、四国最西端・日本一長い佐田岬へ。駐車場から「佐田岬灯台」めざしてウォーキングします。
12日目:快晴!佐田岬ウォーキング 前編
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2024】四国ふらっと春旅 愛媛編② 花と札所めぐりその2
みたび、四国最西端・佐田岬へ
2024年春の四国ふらっと旅、12日目になりました。
八幡浜市にある「道の駅八幡浜みなっと」にやってきて、天気と風の様子をネットでチェックしていましたが…。晴れだけど風強し、これじゃゴムボートでの釣りはムリ~。さて、今日は何をしようか。
協議の結果、温かいから佐田岬にドライブして今度こそ「佐田岬灯台」まで歩いてみよう!ということに。日本一長い佐田岬、50キロあまりを走って先端にある「佐田岬灯台駐車場」に着きました。3年ぶり3回目だ。
最初に訪れたのは2010年の軽キャンピングカーをレンタルしての旅。
【レンタルキャンピングカー体験記】軽キャンで四国をぐるり旅 ④
そして3年前には初代マイキャンピングカーK2で。
【キャンピングカーで日本をめぐる旅2021】秋の四国ぐるり旅㊽ 佐田岬と八幡浜ちゃんぽん
「佐田岬灯台」までは1.8キロ、写真左の案内図には遊歩道の勾配なども表示されていて親切です。1.8キロの歩きは平地なら余裕だけど、高低差がかなりありそう。
スタート前に「佐田岬灯台駐車場」からの眺めを堪能、海が青くてめちゃきれい。かなり霞んでいますが、対岸の九州・大分も見えています。写真右側の矢印のところにちょろりと頭をのぞかせているのが「佐田岬灯台」。よっしゃ、あそこまで頑張るぞ!(なけなしの気合 笑)
前回は駐車場から歩いて数分、「佐田岬灯台」の姿がとらえられる「水尻展望台」からの眺めを楽しみました。(写真は2021年のものです)
佐田岬灯台駐車場 : 愛媛県西宇和郡伊方町
佐田岬ウォーキング:駐車場から椿山展望台へ
じゃあ佐田岬ウォーキング、スタート!
まずは駐車場から遊歩道の入口へ入ると、樹木の間を舗装された足場の良い小道が続いています。最初はゆるい傾斜の道、それからつづら折れの下り坂をしばらく歩きます。階段じゃなくてスロープだからけっこう歩きやすいなあ。
お、あれが案内図にあった休憩広場(写真右下、キャンプ場との表示もあり)だね。山のふもとにある白い壁の奥には軍の司令部があったそうです。「佐田岬灯台」までの道は休憩広場の入口あたりが一番低くて、その先は上りに。
休憩広場から先に進むと分かれ道、右は灯台へ、左は「椿山展望台」へ。せっかく来たから「椿山展望台」へも行ってみようと左へ進むと、階段の箇所があってなかなかキツイ~。
でも、こんな戦時中の遺構を見ることができました。「移動式探照灯格納庫」はレーダーが実用される以前に活躍していた”探照灯”の格納庫。”探照灯”は対空砲の射手がターゲットを照らしたり、夜間爆撃への防御手段として使われたりして、多くの沿岸砲台に設置されていたそうです。
たどり着いた「椿山展望台」からは「佐田岬灯台」の姿がよく見えました。ここまで来ると対岸の九州もさらに近くに。さ、もうひとがんばり。
佐田岬ウォーキング:椿山展望台から佐田岬灯台へ
「椿山展望台」からおりて「佐田岬灯台」への道に合流すると、あと少しで四国最西端・佐田岬の先端に到着です。
よっしゃ、「佐田岬灯台」はすぐそこだ!
最後の階段を上れば佐田岬灯台の足元に。石板でできた「佐田岬灯台」の表示、灯台名の下には”大正7年4月1日初点灯”の文字が刻まれています。奇しくも今日は4月1日! 106年まえのちょうど今日、初めて光が灯ったんやなあ…。
灯台を回り込んで海側に出てみると、真っ青な海と対岸の九州・大分がくっきりと。四国最西端の碑もありました。ここから対岸佐賀関まではわずか14キロ、手前の三崎港から佐賀関までの国道九四フェリーは31キロを70分で結んでいるそうです。近いね~。
次の九州旅には久しぶりに大分を巡りたいと思ってるから、そうしたら明石海峡大橋を渡って、香川・愛媛を横断して国道九四フェリーで佐賀関へなんていうのもいいかも、それとも和歌山~徳島もフェリーで!?とか、海を眺めながら妄想が広がるのでした(笑)
さて、佐田岬ウォーキング後編は佐田岬から歩いて行ける「御籠島」へ。絶景の展望台、そして戦時中の遺構などを見てみたいと思います。
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