【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　北の国からめぐり②編

2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます！

旅6日目、富良野市の麓郷に点在するドラマ「北の国から」のロケ地めぐりのつづきです。

６日目のつづき：麓郷で北の国からの世界をめぐる ２

前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら！

【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北　北の国からめぐり①編

北の国からのロケ地：五郎の石の家

麓郷の森から車で５分ほど、畑の間の道を走って「五郎の石の家」にやってきました。五郎さんの日産トラックが出迎えてくれました（冒頭の写真です）。ここには、五郎さんの最後の家になる石の家、そして移築された最初の家があります。

駐車場に停めて受付を通って歩くことしばらく、森がひらけて…。
石の家が草はらの向こうに見えてきました！

20年前（！）に訪れたときにはまだ撮影中だったので遠くからしか見られなかったんですが、現在は公開されていて内部も見学できます。石の家は「北の国から　89帰郷」で五郎さんが建てた５番目の家です。畑から大量に出る石を利用して建てられています。どれどれ、内部は…。

なるほど、内部の壁も石そのままなんだなー。ちゃぶ台の上の日本酒はやっぱり男山かな？確認し忘れました…。写真右の柱の奥の階段からお風呂へ、そして中２階へ上がることができます。間取りはこんな感じです。

こういうスケッチいいですよね、こういうの描けるようになりたいな～。

北の国からのロケ地：最初の家

石の家から奥へ、林の中をしばらく歩くと最初の家に着きます。離婚して東京を離れて五郎の生まれ故郷に戻ってきた黒板親子が、廃屋を改装して親子３人で住んでいた粗末な木造の家。ここから長いドラマがはじまるワケですねえ。

こんなボードがありました。

「これがオレたちの住む家かよ！」
「電気がなかったら暮らせませんよっ」
都会っ子だった息子の純のとまどいと驚きが伝わります。ここから生活を工夫して、厳しい環境に順応していくところがおもしろいです。

北の国からのロケ地：なかちゃんの木材店

「北の国から」で最初から登場していた中畑木材。五郎には「なかちゃん」、純や蛍には「中畑のおじさん」（地井武男）は黒板一家をいろいろ助けてくれる心強い存在です。奥さんも純や蛍にやさしく接してくれます。

その中畑木材のロケ地は道道253号線沿い、道道544号線との交差点からすぐのところにあります。本来の社名は麓郷木材工業、現役の会社なので車窓から写真だけ撮らせていただきました。中畑木材の看板を残しておいてくださるのが嬉しいです。

中畑木材の近くには、ドラマでは居酒屋として登場する小野田そば屋もあります。昔ながらの木造の建物がまだ残されていました。

北の国からのロケ地：中の沢小学校分校あと

道道253号線沿い八幡丘にある純と蛍が通った小学校の校舎です。現在は分校ではなく八幡丘会館という施設になっています。かわいらしい校舎と小さな校庭で純や蛍、正吉が駆け回って遊んでましたねえ。

ドラマの小学校のシーンでは、担任の涼子先生が印象的でした。ちょっとミステリアスな感じの先生、話が進むとワケありだったことがわかるんですけどいい先生だったように思います。

「北の国から」はじまりの場所・布部駅へ

根室本線の布部駅にやってきました。「北の国から」第１回で登場する、このドラマはじまりの駅です。黒板一家である、五郎、長男の純、妹の蛍が五郎の生まれ故郷富良野に帰ってきたところから「北の国から」ははじまります。確か草太にいちゃんが駅に迎えに来てくれたんだったかな。

駅前には、「北の国　此処に始る」のモニュメントがあります。布部駅は無人駅、待合室には北の国からの写真などがありました。

麓郷での北の国からめぐり、ドラマを思い返しながらいろいろ見られて楽しかったです！麓郷の自然の風景も美しくて、またいい思い出ができました。