黄色い車体でおなじみの「はとバス」ですが、黒い「はとバス」があるのをご存じでしょうか?最上級車種「ピアニシモⅢ」です。この豪華バスに乗って、紅葉と美食と温泉というワクワクするバスツアーに出かけました。伊豆へのプチ贅沢旅、その1です。
はとバス最上級車「ピアニシモⅢ」に乗ってみたい!
前回の国内旅はこちら!
【サンライズ出雲】あこがれの寝台車に乗る鳥取・島根旅 ①
はとバス「ピアニシモⅢ」とは
はとバスの「ピアニシモⅢ」は上の写真のようにおなじみの黄色い車体とは一線を画す黒色の高級感ある車体です。
「革張りの落ち着いたデザインのシートを採用、最後部には化粧室が設けられています。座席には便利な100VコンセントまたはUSB差込口、車内にはFree Wi-Fiのアクセスポイントを搭載しており、ご利用いただけます。最高のゆとり・くつろぎ・おもてなしの旅を演出します。」(はとバスHPより)
シートは2列、1列の合計3列シートで、席数は24席(!)個々のシートにはそれぞれ両脇にひじ掛けがあるので、真ん中のひじ掛けの奪い合いにはなりませんよ(笑
Wi-Fiと充電コンセントがあって、化粧台トイレつきです。ツアーによっては、オーディオサービスや飲み物サービスもあります。(化粧台トイレというのは、トイレ内がひろくて大きな洗面台つきのトイレのことです)
長く乗りたいと一泊バスツアーに参加
こんなに乗り心地のよさそうなバスなら、やはり長い時間乗ってみたい!ということで一泊バスツアーで検索してみました。ピアニシモⅢで行くツアーのパンフレットのお名前は、
「貴賓席の旅」
おおー、すばらしい響き。
そして予約したのは、
【ピアニシモで行く】飲泉・自家源泉かけ流しの秘湯 観音温泉 /本館泊
熱海梅園などをめぐって宿泊は伊豆にある観音温泉に一泊、帰りは河津七滝やみかん狩りを楽しむツアーです。
伊豆にあるという観音温泉、はじめてなのでとても楽しみです。ゆったりとしたシートに様々なサービス、安心の化粧台トイレつきで上質の旅が満喫できそうです。なにしろ貴賓席、ですからね。
温泉とおいしい食べ物、これにつきます♪
「ピアニシモⅢ」に乗る上質バス旅 伊豆で美食と温泉 1日目
新宿駅のはとバス乗り場から出発
集合場所であるはとバスの新宿営業所で受付をしたあとは、乗り場へ移動します。少し待っていると、黒く光る車体がしずしずと到着。乗車を案内されました。
乗り込んでみますと、おお、たしかにゆとりの車内。そして座り心地のよさそうなシートの上には、すでにブランケットが用意されています。スリッパもありましたよ。こりゃ、くつろげちゃいますわ。
新宿を出て高速にのり、車内も落ち着いたかな~という頃にドリンクとお菓子のサービスをいただきます。お菓子に合わせて、コーヒーをお願いしました。ほかには日本茶などもあります。はとバスはバスガイドさんが乗車していますが、今回はもうひとり添乗員さんも乗っています。
このPIVOTというおいしいお菓子、帝国ホテルのお菓子でした。
いいお天気に富士山、ツアー気分を盛り上げてくれます。
熱海梅園を散策
途中にトイレ休憩をはさんで、順調に熱海にはいりました。最初の立ち寄り場所は熱海梅園です。わかってはいたことですがツアーは11月中旬だったので、紅葉はまだほんのちょっとだけ。
のんびりと園内を散策して、お店をひやかし、
梅園の入口近くで熱海梅園の梅で作られた梅干しを見つけました。こういうの惹かれちゃいますよね~。自宅用お土産としてお買い上げです♪
ランチは伊東のホテルでフルコース
ピアニシモⅢは熱海梅園をあとにして、伊東へ到着しました。東急ハーヴェストクラブ伊東にあるレストランでランチをとります。
ホテルの人に迎えられて、レストランの席へ。ランチ営業はしていないレストランのようなので、我々ツアー客のみの貸し切りなのかな。テーブルに置かれているメニューを目を落とすと、
お、ランチからフルコース。ツアーの内容紹介には洋食とのみあって、あまり詳細を調べることもなく当日のお楽しみにしていたのでこれはうれしい驚きです。
昼から贅沢、これぞ旅!
まずは下田産サザエのエスカルゴ風バター焼きです。
そして乾杯の一杯をいただきます。(自費です)
バスツアーってだから好き。運転で片方はガマンていうこともないですしね。バターソースがパンに合う~♪
次に下田産クレソンのスープ、クレソンの味がひきたつおいしいスープでした。
その次には御前崎産金目鯛のソテー、青のりソースです。金目鯛、ふっくら。
ここで飲み物を赤ワインにチェンジです。(自費です)
メインは静岡産牛肉のステーキでございます。
火の通り加減もよく、ソースもおいしい。
このあとデザートとコーヒーをいただいてホテルをあとにしました。どの料理もとてもおいしくいただけました。量は男の人にはちょっと軽めかなという印象ですが、旅先だといろいろ食べますからこのくらいでも充分だとQは思います。
最初の食事からかなりおいしくて、ゆったり楽しめました。午後の立ち寄り先と、そのあと宿泊する観音温泉への期待がふくらみます。
つづく
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