2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅40日目は尻屋崎を再訪からスタート!そして猿ヶ森のヒバ埋没林へ。気持ちいい林間ウォーキングに心なごみます。
39日目のつづき:尻屋崎の寒立馬に会いたい
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 再訪と新発見の青森編②
尻屋崎にいる寒立馬に再会できました!
尻屋崎の8キロほど手前にあるゆとり駐車帯で雨をやり過ごしていましたが、晩御飯の前にちょっと尻屋崎に行ってみることにしました。
下北半島のもうひとつの先端・尻屋崎には「寒立馬」という馬が放牧されているのをご存じですか?早起き鳥一家が知ったきっかけは、テレビ番組の「鉄腕ダッシュ」です。だいぶ前になりますが、ホーミー(モンゴルの伝統的な歌唱法)で寒立馬を呼び寄せられるか!?という企画でしたね~。
風が強くて寒い下北半島の先端でたくましく生きる寒立馬に会いたくなり、休みの日に尻屋崎を訪れました。それから十年以上、確実に寒立馬に再会したい!ということで明日も行くんですが、今日も行ってみたいと思います。
尻屋崎ビジターハウス横にあるゲートを通って、尻屋崎に向かいます。ゲートの開閉時間は7:00~16:45(時期による)と限られているので要注意です。ゲートからしばらく走った尻屋崎灯台駐車場の手前に、
いました寒立馬!
この日は冷たい雨が降っていましたが、気にならないのかのんびり草を食んでいましたよ。たくましいですね~。また会えてうれしいです。ちなみに足元、馬のフンにはご注意ください 笑
40日目:下北半島のもうひとつの先端、尻屋崎へ
強風のなか尻屋崎灯台へ
おはようございます、旅40日目の朝です。
尻屋崎の8キロほど手前にあるゆとり駐車帯で朝を迎えております。不穏な雲はどんどん流れていって、雨が去る予感はしますが風がすごく強い~!
朝ご飯を食べたりしている間に晴れ間が見えてきたので、昨日と同じくゲートを通って尻屋崎へ。寒立馬たちは遠くの林に風を避けるように集まっている姿を見かけましたが、昨日の場所にはいませんでした。昨日来ておいて良かった~。
今日は尻屋崎灯台駐車場から、更にその先にある尻屋崎灯台へ。
日本の灯台50選にも選ばれた白亜の灯台は、海に取り囲まれるように立っています。
昨日寒立馬たちがいた原っぱには、風と寒さに耐えてこんな花が咲いていました。アザミに似ているけど背がとても低いし、なんの花かな?
猿ヶ森ヒバの埋没林を訪れてみました
さて、尻屋崎をふたたび訪れて寒立馬たちにも会えたし、そろそろ下北半島から移動しようと思います。
が、その前に。
案内標識で見かけた「猿ヶ森ヒバ埋没林」、興味をひかれたので立ち寄ってみることにしました。尻屋崎灯台駐車場をを出て県道6号線から県道172号線に入り、さらに県道248号線に入ります。尻屋崎灯台駐車場から20キロほど走ったところで、猿ヶ森ヒバ埋没林の案内板をみつけました。
県道248号線から駐車場までの道が少しわかりにくかったですが、着くことができました。ヒバ埋没林見学用駐車場には公衆トイレも整備されています。
案内板を見ると、駐車場から少し歩いた川沿いにヒバの埋没林があるようです。
ヒバ埋没林見学用駐車場 : 青森県下北郡東通村猿ケ森
ヒバの埋没林へ、気持ちのいい林間さんぽ
全体で1キロあるかないかの道のりを、ヒバの埋没林目指して歩き出しました。木立がとてもきれいで、歩いていて気持ちのいい道です。
道にはゆるやかな傾斜があるくらいなので歩きやすく、こんな木の橋を渡ったり、
こんな林の間を通ったりして、歩いているうちに心がなごんできます。地元の人らしい方たちとよくすれ違いましたが、山菜とり(この季節ならキノコかな)が目的のようでした。なにが採れるのかな?
不思議な雰囲気ただようヒバの埋没林
途中途中に道しるべや案内板があるので、迷うことなく埋没林のある場所に着きました。ヒバの埋没林とは、森林地帯に生えていたヒバが立ち枯れて海からの飛砂に埋もれてしまったものです。その800~1000年(!)前に立ち枯れたヒバが、現在その姿を現しています。
周囲は松などの林ですが、小川沿いにヒバの埋没林が点々と見られます。
こんな大きな枯れ木が何百年も前のものとは…。自然の不思議ですね。こんなふうに姿を現してしまった埋没林は、この後どうなるのだろう?とちょっと気になりました。
さて、この後は下北半島にさよならして小川原湖に向けて南下していきます。小川原湖はシジミが名産で、どこかで昔シジミラーメンを食べたような…。記憶を確かめに、行ってみますよ~!
コメント 記事の感想や旅の情報など、気軽にお寄せください