2020年9月中旬、名古屋からフェリーで一気に北の大地へ。そこから約ひと月をかけて最初は最北端へ、そして最後は函館へと北海道を巡ります。そのあとは、函館から青森県大間に渡って東北を縦断して仙台を目指していきます!
旅5日目は、高倉健さんの主演した映画の舞台をめぐります。まずは映画「幸せの黄色いハンカチ」のロケ地が保存された夕張へ。
4日目のつづき:茂世丑駐車公園へ
前回のキャンピングカーで日本をめぐる旅はこちら!
【K2で日本をめぐる旅2020】夏から秋への北海道・東北 買い出しと初ラーメン編
茂世丑駐車公園で車中泊
道の駅マオイの丘公園から岩見沢市内へ向かう時にみつけた、茂世丑(もせうし)駐車公園です。きれいなトイレがあり、比較的平坦です。今夜はここにお世話になることにします。
午後から降った雨はやんで、きれいな夕焼けを見ることができました。
■ 茂世丑駐車公園 ■
所在地 ▶▶
北海道岩見沢市栗沢町茂世丑
環 境 ▶▶
道道30号線沿い、夜は比較的静か
駐車場 ▶▶
普通車20台程度、大型車3台、平坦
トイレ ▶▶
ウォシュレットなし
※情報は行った時間帯により確認できた内容のみとなっています。
今夜の車中飯:でっかい海老のバラちらし
ビッグハウス岩見沢店で買ったきたバラちらしセット(小)です。
下に酢飯が入っているワケではなく、バラちらしの具材だけがたっぷり盛られたセットです。
おわかりいただけただろうか、海老の大きさを…。
生わさびのチューブと比べてみるとかなり大きいですよね、食べてみるとプリっプリでした!海鮮丼にしていただきましたが、量が多すぎて半分ほどでギブアップ。残った分から取り分けて、〆に海鮮味噌汁を作りました。いやいや美味しかったですよ~、大成功♪
明日は残りの具材でなんにしよっかな。
5日目:健さんロケ地ツアーの一日
日帰り温泉:くりやま温泉へ
おはようございます。
朝ご飯をすませて、今日はひとっ風呂あびて一日をはじめたいと思います。夕張郡栗山町にある「ホテルパラダイスヒル くりやま温泉」にやってきました。日帰り入浴は時間によって料金が違います。1時間利用は大人ひとり500円でした。
他にも3時間利用650円、10時間利用1,000円(館内着、タオルつき)という料金設定があります。大広間もあるので、雨の日なんかはゆっくり滞在するのもいいかもしれませんね。ここは「栗山さくらキャンプ場」というキャンプ場も併設しています。
温泉は、少し色がついていてしっとりした感じでした。露天風呂もありますし、内湯も広いので気持ちよく入れます。湯上り後もぽかぽかが残るいい温泉でした。
ホテルパラダイスヒルズ くりやま温泉 : 北海道夕張郡栗山町字字湯地91
幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば
お風呂上りで気分もさっぱり、雨も上がって天気もすっきり。気持ちよく朝のドライブを開始して夕張市へ。名画のロケ地「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」にやってきました。ここにはラストシーンが撮影された炭鉱住宅が保存されています。
広い砂利の駐車場、らくらくK2を駐車できました。受付の建物へ歩いていきます、昔は理容室だった建物です。現在、中はカフェになっているようです。「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」の入場料金は大人ひとり550円、シニア(60歳以上)は500円です。
幸せの黄色いポスト…、かな?
ここから少し歩いていくと、小道の向こうに炭鉱の五軒長屋が見えてきます。現在は想い出の家ということで、半分は訪れる人が書いた幸せを祈る黄色い紙が一面に貼られています。
奥に黄色いハンカチがはためいていますねえ。
想い出の家の奥は映画の資料スペースになっています。この車は武田鉄矢が新車で買って旅に出たマツダファミリアです。品川57、2ケタ!そしてフェンダーミラー!懐かしいですねー。一番奥には炭鉱住宅の内部の様子が保存されています。
「幸せの黄色いハンカチ」は刑期を終えて出所した高倉健が、ふとした縁で武田鉄矢や桃井かおりと車で旅をします。夕張に残してきた奥さん(倍賞美津子)は果たして待っていてくれるのか…、というのがざっくりした内容です。
待っていてくれるなら黄色いハンカチを家の前に…、
青く晴れた空に幸せのシンボルが元気よくはためいていました!
幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば : 北海道夕張市日吉5
夕張支線:さびしき廃線のあと
「幸せの黄色いハンカチ想い出ひろば」の駐車場をあとにして、道道38号線に出るすぐ手前に廃線になった線路がありました。
まだ線路に草も少なく、立入禁止の看板も古びていない…。この線路は2019年4月1日に廃止になった石勝線の夕張支線のものでした。
廃線といえば、この後ロケ地を訪ねる予定の映画「鉄道員(ぽっぽや)」(やはり健さん主演)も、廃線の話がからんでましたねえ。よく知らなくても廃線のさびしさは感じてしまいました。
さて、この後はちょっと寄り道をしてランチを食べたら、一度見てみたかったトマムリゾートへ、そして「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幾寅駅(映画では幌舞駅)を訪ねます。
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